本当に大事にしたい人と、つながろう。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
人に頼られるのって、喜ばしい反面「そうじゃない」状況もありがち。でも断ると角が立ちそうで…というような悩みについて、解決に向かう考え方をお話ししました。
■頼られるのは、うれしいことばかりではない。
人から頼られることが、うれしいことばかりではないってのは前述した通り、なんですが…
- 頼りたい内容が不明瞭
- 無理難題
といった内容でやってくると…どうしてもきついですよね。プラス、こういうのに人間関係が絡んで断り切れなかったりするうちに、ストレスが累積していってプチっと切れてしまったり、病気になってしまったり…
やっぱり、これは良くないと思うんですよね。
■できないことは、できないと言う。
では、どうやって対処していくかって話になるんですが…
私自身の回答としてはできないことは、できないと言うというようにする、ということです。
私はカウンセリングを提供している立場ということもあり、SNS上で相談をされることも珍しくありません。ただ、基本的にはパッと返せるような内容(質問、と言い換えられるようなもの)しか返答しないようにしているんですよね。
で、これは単純に無視という話ではなくて、込み入った話はカウンセリングも提供しておりますので…という回答をする、ということです。これは、自分自身の生活を守っていくためにも当然のことだと思っています。
■もちろん、断った結果「嫌がる」人はいるけれど。
もちろんですが…こういう回答をすると嫌がる方も中にはいらっしゃいます。私の場合は「ケチ!」みたいなことを言われたこともありました。当然ですが、こういうのはイヤな気分にはなります。
ただ、自分自身の裁量を大きく超えるような仕事をさせられそうになって(しかもリターンがない)、それを甘んじて受けていると自分自身が潰れてしまうわけですよ。頼んできた人が助けてくれるわけでもありません。
そんでもって、そういう無理な頼みごとをしてくるような人に嫌われたところで、そういう頼みごとをしてくる人が人間関係の中からいなくなるだけ、と考えれば…別に、悪いことないんやないの?と私は思うんですよ。
仮に、その無茶振りらしき仕事に応えたとしても、結局そこでたまったストレスはなんらかの形で発散しなきゃいけないということになります。そのためにお金がかかって、チャラかマイナス、ってことも十分に考えられるわけで。
■「余計な負担感を与えずに、働きやすい形で頼ってくれる人」の方がいいに決まってる。
ですので、フィーリングの合わない方と絡んでいても、消耗させられることの方が多いと思います(感謝されることももちろんありますけどね)。仮にリターンがあったとしても、当然ながら「余計な負担感を与えずに、働きやすい形で頼ってくれる人」の方がいいに決まってますよね。この当たり前の部分に正直になるのはすごく大事なことだと思います。
頼られ過ぎて「なんかいやだな…」みたいなものを累積させていると、いつか爆発してしまうんですよね。無論、この爆発は大きなリスクです。徒労感に加え、リスクまで抱えるのって、もったいないし危ないと私は思うわけです。
★参考:この記事も関連しています。(当記事以下にもコンテンツが続きます…)
■「どういう頼られ方なら」力になれるのかを明示する。
ですので、私としては「本当に大事にしたい人と繋がる」という感覚を持っておくのはとても大切なことだと思っています。
そのためにも、自分自身が「どういう頼られ方なら力になれるのか」ということを明示するのは非常に大切なことです。
それを見れば、こういう風に頼ってほしいんだなということが相手に伝わるので、無茶な頼られ方もしにくくなります。つまるところ、なんでもします、みたいなのをやめましょう、ってことでもあります。そうなると、そりゃなんでもさせられてしまうよ、って話になるんでね。
ですので、そういう無茶な扱いをされないためにも、断るときは断る。自分のできることを明確にする。これを意識しておくのは非常に重要です。
■なんでもかんでも、受けいれそうになるけれど…
嫌われたくない気持ちが強くなると、頼ってくれる人をなんでもかんでも受け入れてしまいがちになります。
特に個人事業主の方だったらわかると思うんですが、(未来の)お客さんだし…みたいな感じで抱え込んでしまって潰れてしまう方も何回も見てきてるんでね…。
結果として、きちんと断っている方の方が周りを見ていても生き残っているね、ってのは実感するところでもあるんですよね。
ですので、繰り返しになりますが…
自分のできることを明確にして、その範囲を超えていたらとにかく断る、嫌われても関係なし。
あなたのことを大事にしてくれる人のために、自分のリソースは空けておきましょうね。
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