“ツイてない”と思ったときほど…。
こんにちは。心理カウンセラーのキタダハルキです。『適職発見チャンネル』アップしています。
今日のテーマは…ツイてないことがたくさん起きた日に考えたいこと、です。
■私の「ツイてない」一日…
これはもう、私のエピソードからお話していきたいと思います。
とあるね、休みの日だったと思うんですけど…これ結構ね昔のエピソードなんで、ちょっと記憶が曖昧なところが若干あるんですけども…
具体的にどういうことが起きたかっていうと、休みの日にその目的の場所、多分ご飯屋さんだったと思うんですけどそれが休みで、ちょっとツイてねぇなってまずここで1個思って、しかもその日雨降ってたんですよね。これがもう2個目。
まぁ、休みだったんでもうそこでずっといてもしょうがないんで予定変更して、別の場所に行くことになったんですけど、そこもちょっと人が一杯だったんですよね。これが3つ目。なおかつ、予定変更した次の場所に行くときに、道を間違えて逆方向に住んでたことが発覚したっていう、これが4つ目っていう…
ここまででも結構心が折れかかってたんですけど、その次に予定変更して、何とか気持ちを立て直してハンバーグを食べに行ったんです。
これは美味しかったんですね。
だから、今まであったその嫌なことはこのハンバーグを美味しく食べるためのスパイスだったんだねみたいな感じでチャンチャンってなるはずだったんですけど、それを食べ終わって、駅に向かう地下鉄通の入口付近でバッと突風にさらされまして、対応しきれずに傘がバキッて折れて…
ここでね、やっぱちょっとさすがに私も心が折れちゃって。
■ツイてないときは、自分の中を…
いくらなんでもついてなさすぎるってことで、もうこの日は終始不機嫌みたいな感じになっちゃって。
ただ、こういうときに一応その…心理学を少しやっててよかったなって思うのが、何か自分に何かついてないことがたくさん降りかかるようなときって、自分が何かしらの問題を抱えていることが多いっていう考え方をするっていうのがね、定石みたいになってるんですよね。うん。
なんか自分、問題抱えてないかっていうのを、家に帰ってから掘ることにしたんですよね。
そしたら、その当時気になってた友達のことがありましてね。
どういうことかっていうと仕事のやり方とか、アイディアとかね、どんなことやるかっての聞いてたんですけど…率直に言うと難しいんちゃうかなっていう感じがあって。ただその難しいんちゃうかなっていうところがありつつも、そのことを指摘していいような感じの人じゃなかったんですよ。うん。
要はだから、指摘すると心が折れてもうただただ落ち込んでしまいそう(改善してなにくそ、ってなりそうにない)っていう風にしか思えない、みたいな。
■心が折れそうなのは、自分自身じゃないか。
そんな感じで、でもモヤモヤするしっていうようなことをずっとぐるぐるしてたっていうのがあったんですね。そこで、自分自身が言われて心が折れそうなことないかみたいな観点にちょっと気持ちを切り替えてみたんです。そしたらちょっと自分自身もストレス溜まって心が折れそうになってんちゃうの、というような感じでね。
その過程でその要素、発見したんですよ。それが何かっていうと、こんときはやっぱ金銭がすごいきつかったんですよ。いろいろやってはいるものの、なんか当たりきれへんなみたいな感じがずっと続いてて。
ゼロ成果じゃないけども、出ていくお金もあってなんかなかなかうまく立ちゆかないというか、人に頼ることも結構多くて、どうしてもなんかこう…情けないなみたいに思いながらビジネスをしてる期間だったんですよねその時期。
でしかもこの傘が折れたっていうのと、この心が折れそうで、ってところも何かリンクしてこれはちょっとさすがに何とかしなあかんなっていうふうに、ちょっとね、オカルトとかスピリチュアルチックなとこがありますけど、納得がいったんですよね。
■不安を「口に」出してみた結果。
ただすぐなんとかなるようなアイディアというのも浮かばなかったんで、当時ね、ちょっと聞きかじってた自分自身の不安みたいなものを口に出してみる…具体的に何とかするとかそういうことじゃなくて、ただただ口に出してみるっていうセラピーチックな手法なんですけど、それをやってみたんですよね。
正直に、お金がきついっていう感じでね、何とかしたいみたいな話ですよね。
これを口に出してみたら、ふっと冷静になったんですよこれ。これねもう、もう言っちゃいますけども、根拠はないです。ただ言ってみたら楽になったよという体験談を話しているのでちょっとそこに関してちょっとご留意いただきたいんですけども…
要は結局悩むよりも、冷静になって次できることは何かないかっていうのを探してみようかって気持ちになったんですよね。やっぱこれだけでも大きいんですよすごく。
例えばイライラして、ワーッてなってるとき…嫌なことが1日のうちに4つも5つも起きてしまったら、そりゃパニックになるじゃないですか。ただ、パニックになったとしてもちょっとなんか嫌だなと思ってることを口に出す。
これって勘違いしないで欲しいのはSNSで言うとかじゃなくて、ただただ1人で自分の中の空間だけで口に出してみるっていう感じ。それぐらいのことであれば、基本的にはできることがほとんどだと思うんですね。
自分自身が不安になって、お金が怖いみたいな感じになってたのを口に出した結果、不思議なもんでこれまた、さっき話に出した友達のことも気にならなくなったんですよ。
それまではわざわざ調べに行って、なんかまたこんなんやってるけどどうなんこの人?みたいな感じの時間も結構長かったんですけど…そういうのがなくなって、雑務とか自分のやらなきゃいけないことに目が向いて仕事がちょっとはかどるようになって、結果的にこの一番困っていたような状態は脱出できたんですよ。
■気に入らん人を見て、実は安心している。
要するに、気に入らない人のことを見てるときってのはどうしても不安になってるとかイライラしてるように見えて、逆になんとなく安心してしまっている部分があるというか、要は下がいるから大丈夫みたいな感覚ですよね。言葉悪く言うと。
そのリズムで、ある意味心地よくて同調してしまうみたいなところがあるんですよね。
加えて、その不安とかそういうものって、頭の中だけで膨らませるとずーっと膨らんでいくんですよね。このステップが口に出すと止まりやすいんですよ。俺何やってんやろってやっぱちょっと冷静になるというか。頭の中だけでイメージするだけだと、自分自身が何かおかしいなことをしてしまってたとしても気付けないことが多いんですよね。
一方で、そのさっき言ったようなこと…お金がきついとかっていうことですよね。そういうことをぱっと口に出したり、書いてみたりとかするとちょっと冷静になるんですよね。その字面に対しての対処ができるというか。頭の中で大きな妄想を膨らませたことに対して対処しようとかいうことじゃなくて見えてる問題にちゃんと対処しようっていう話に切り替えていけるわけですね。
■まとめ:自分の中の不満や不安をごまかさない。
ですので、ちょっとイライラしたりとか、ツイてないことがたくさん起きたりみたいなことが起きたときは、自分の中をまず見る。
すると、自分が何かイライラしたり不安を抱えたりとかっていう具体的な何かがおそらくあると思うんですよ。それを取り出してみて、自分自身がその抱えている不安を解消するっていう流れ、解消するというか、自分自身が抱えている不安を見える形で認知する。これすごく大事です。
そういうふうにしておけば少なくとも、それ以上悪いことの妄想みたいなものでどんどん膨らんでいって実際起こってないことまでワーッと不安になってしまう、みたいなことが止まると思うんですよね。
特に自分自身が抱えた不満とか不安をごまかさないのはすごく大事です。これがなんか納得いってないとか、気に入らんっていうことはとりあえずぱっと形にしてみて、ただそのもちろん不安や不満やってことをずっとワーッて言いまくるって話じゃなくて、口に出したら対処するっていう流れにしていく。
現実逃避しないっていう、この辺りを大事にしていただければ、だんだん不思議なもんで…実はこのツイてないことエピソードって10年ぐらい前の話なんですよ。これ以降、この日以上についてなかったって私、ないんですよ。
ということを考えると、この不安とか不満っていうのを形にして対処するっていうステップを踏んでいけば、多分ね運も良くなってくると思うんで、試していただけたらと思います。
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