「やる気がない」のは、本音です。
こんにちは、心理カウンセラーのキタダハルキです。『適職発見チャンネル』更新しました。
それでは、今日のテーマに入っていきたいと思います。
■何もしなくていいわけじゃないのにやる気が出ない…
今日のテーマは…
何もしなくていいわけじゃないのにやる気が出ない。はい。
これはもう…誰しもあるんじゃないかな、とは思っていますね。
私の実例でお話します。
カウンセリングの仕事をやり始めてからは、やる気がある期間が安定して続いていて、一応10年超えて今の仕事を続けられてるんですけど…ちょっと駄目だった時期っていうのもありましてね。
先週お話した動画ですねついてないときのお話をしたんですけども…
この動画で話した時期の直後ぐらいですかね、一気に燃え尽き症候群みたいなものになりまして。気持ちがすっからかんになってしまったというか…
ただそうは言ったものの、デイリーでやってる仕事…その日のうちにやらなきゃいけない仕事とか、あるいは家事であるとかね、そういうものはあるわけで。
何もしなくていいわけじゃないっていう状態…つまり、やらなあかんことがあるけど、やる気が出ない。
なんならこれのもうちょっとひどいバージョンで、やらないいかんことってほんまにやらなきゃいけないの?みたいなね、そういうちょっと何か矛盾したような気持ちであったりとかっていうぐらいまでちょっとエスカレートした感じになったのが1週間ぐらい続きまして、さすがにちょっと手を打たなきゃいけないんじゃないかというふうに思ったんですよ。
■こういうときは、潜在的な不安との向き合いどき。
自分自身では、こういうのってどういうときに起きやすいと思っているかっていうと、自分自身の中に潜在的な不安があるときに起きるというふうに思っていて。
このときに自分の中を掘り返してみると、どういう気持ちが支配していたかっていうと、今はいいけど、このままでやってていいんかな?っていう将来的な不安ですよね。
この「今はいいけどこのままでいいのかな」って思い始めたときに、それに向き合うことなく放置してなんか、そのうちまたやる気出てきたらいいかみたいな感じでいってしまう方も多いんですけど、これは基本的にはやめた方がいいと思っています。
要は今はいいけどこのままでいいのかなって思ったら、ちょっと向き合いどきやでっていう話です。
■このままでいいのかな?≒自分の現状に飽きてきてる。
このままでいいのかなって思ったときって、どういうことを考えているかっていうと…
飽きてきてるんですよね、仕事に。うん。
自分自身の方向性に飽きてきたりとか、あるいはちょっとね、受けた方向性みたいなものをずっと続けていて、やる気がなくなってきたとか…あとはそのまま評価されてることは続けてはいるけども、できるのはできるんだけども、やる気があるわけではないみたいなことをずっと続けてると、だんだんだんだん、これなんか違うんちゃうかなみたいな感じの気持ちが出てきたり…
その結果、評価も下がってきていると気づいた頃にはもうなんかすごいもう真ん中過ぎてなんかもう、なんか山が小さくなってるような感じみたいな感じでやる気がなくなっちゃうっていう。
そこまで行ってガス欠になってしまうとそれこそね、抑うつ状態であったりとか、もっともっとしんどい状態にもなりかねないと私は思っています。
■やる気がない、ということを認める。
ですのでね、こういうその気持ちの落ち込みというか…そういうときに何をすべきかというと、やる気がないということを認めるってのはすごく大事です。
私の場合はね、結局その「(デイリーの)パターン」が決まりすぎてたんですよね、仕事のね。これ個人で仕事をやる人じゃないとわからないところもあるとは思うんですけど、ルーティンをある程度決めるんですよ。
起きてメールチェックして、メルマガ書いてみたいな感じで、その書き仕事ですよね。それをやって相談業の、そこに関わるいろいろな仕事とかをこなしてっていうような感じで、自分の仕事を回すので必死な状態ですよね。
最初はね、ルーティーンが自分自身で作れたことが嬉しくて、そのままこのままでいったらまっていけるやんけ、すごい俺仕組みできたねみたいな感じで、気持ちよく働けてる状態が続いたんですけど…だんだん新鮮味がなくなってきて、かつて自分の中でホットだった話題を、毎回毎回なんて日をつけて燃えてる状態を作って何とかかんとかこうね、絞り出すような形でやっているっていうような状態ですよね。
これを無視してしまうと、燃え尽きちゃうんですよ。なぜなら火をつけて自分自身を燃やしてるから燃え尽きるっていう話なんですよね。
つまるところこの火をつけなきゃいけない自分にね、そういう状態になってる時点でもうちょっと見直さないといけないんですよ。やる気ないんでそれ。
■飽きたな、と思ってることをやめてみる。
ですのでね、とにかく1回そのやる気のなさを認めていくのが大事。このやる気のなさを認めるってのは具体的に何をするかっていうと、飽きたなと思ってることをやめてみるっていう…これすごく有効ですね。うん。
飽きたことをやめるとその分、隙間ができるじゃないですか。この隙間の部分に新しい刺激が入ってきたりとか、実際飽きたことをやめたタイミングで新しいこんな仕事どうですか、みたいなオファーが入ってきたりとかっていうことがありましたし…
何よりその、新しい仕事が入ってくるっていう以前に、自分自身が今まで続けてこれたのは何でだったのかなっていうところ、そういうやる気のコアの部分が出てくるんですね。
このやる気のコアってのがすごく大事で、私の場合はちょっとやる気の上下をしてもなぜカウンセリングを続けられてきたかっていうのは、人の話を聞くのが基本的に好きだから続けられてきたんですよ。
このやる気のコアになってるやる気が上下したとしても続けられることって、どうしても過小評価してるケースが多いんですよ。私は自分自身で人の話を聴くのが好きだみたいなことを大したことないことなんじゃないかっていうふうにやっぱ思ってる時期すごい長かったんですよ。
どういうことかというと、本読んで習いさえすれば(話を聴くのなんて)誰でもできるやんけって思ってたんですよ。要は人の話を聞くノウハウ本なんてもう山ほど売ってるわけやしっていうのでね。
ただ、それを実践できるかどうかみたいなのは別だったりするみたいで、例えばそのノウハウ通り型通りにやってハマりすぎて、その人の話を聞いてるというよりは、ノウハウを使うことで必死みたいな形で、結局人の話を聞いてもらった感じがあまりしなかったというような形で私のところのカウンセリングに来てくださる方とかも結構いらっしゃったりとかしています。
■手前味噌であったとしても…
それもあるんで、人の話を聴くのがそもそも好きみたいなのって結構珍しいことなんやっていうふうに一応ちょっとね、手前味噌ではあっても、ちょっと認知を変えてみるってのはすごく大事ですね。うん。
要は結局ずっと続けられることですよね。やる気でバーっとふかしたりしなくてもできるっていう状態ですよね。やる気がなくてもできることであれば、要はやる気が戻ってきたらエネルギーは当然乗っていくんで。あともう1個大事なのがその上っていくことができることと、あと大きく下がっていかないことがすごく大事なんです。
やる気がなくなりました。全部止まりましたはやっぱりどうしてもその仕事として成り立たせるのも難しいしっていう。
あと例えばYouTubeとかでもそうなんですけど、むちゃくちゃ長い大きな動画とかね、サイズ上げられるなら別ですけど、例えば1ヶ月2ヶ月上がっていません動画が…っていうふうになって、たまに上がってくる動画が短いとかなってくると、どうしても忘れちゃうというか、存在として認知してもらえないというか、そういうところもありますんでやっぱ継続してできるっていうような状態ってすごく大事だと思うんですね。
■まとめ:いったん止まることを認めれば、やる気も戻ってくる。
ということで…
まず潜在的な不安に向き合うことですよね。そのやる気が出ないな、でもやらなきゃいけないのかなみたいな、そういう、やる気に対して曖昧な気持ちですよね。やるべきなのか、やらない方がいいのかなみたいな感じで迷いが出てきたときは、一度ちょっと飽きてきてないかとか、やる気が自分今ないんじゃないかっていうところ、これを素直に認めて、一度自分自身のやる気について考えるっていうこと。
無理やりワーッと走り出すんじゃなくて、一旦止まることを認めてみるってこと。これを1回大事にしていただけると、もう1回やる気が戻ってくるっていうケースも全然出てくると思いますんで、ぜひ一度試していただけたらと思います。
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