ポジティブって、個人差があるんです。
こんにちは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
私、発信においてポジティブを強くプッシュしたりしないことを意識しているんですが…そのことがもしかしたら、自分自身の活路を開いた面があるんじゃないか?と思いまして。そのお話しをしています。
■うちの動画を見たら「何が」いいの?
うちのチャンネルの動画って、ポジティブ押しみたいな内容の動画って非常に少ないはずなんですよね。少なくとも、安直にメリットで釣ったり…ということにはならないように気を付けているつもりです。
ただ、その結果…「この動画を見たら、何がいい(メリット)んですか?」みたいに聞かれたことがありまして。
ちょっと、これに関しては説明した方がいいんじゃないか、と考え、お話ししようと思ったんです。安直にメリットを提示しない、とは言ったものの、見る意味がないと思われるのはもちろん本意じゃないですしね。
■自分なりの、ポジティブを。
結論としては…
私は、自分なりのポジティブに向かっていってほしいんですよね。
だから、一般的なポジティブ像みたいなものを押し付けたくないんです。
例えば、お金持ちになりたい、みたいなものがあったとして…どれぐらいのお金持ちでありたいのか?ってみんな違うじゃないですか。億万長者がいいのか、生活には困らなければいいのか、はたまた億万長者になりたいっていっても「お金を稼げるならば、なんでもできる」わけじゃない方もいますよね。
それこそ「健康」とかもそうじゃないですか?完璧な体調を求めて食からなにからなにまでお金をかけまくる、ってのもあるかと思いますが、それをすれば絶対に病気が治ったりするわけでもないんですよね。もちろん、そういう結果が起きたとしても後悔しないなら全然OKですが、大半は「こんなことしなきゃよかった…」みたいな気持ちも生まれてくると思うんですよね。
そのことを踏まえれば…ポジティブ像をむやみに提示すると、望んでない人まで引っかかってしまうという事態がどうしても起きると私は思うし、そのことがイヤなんですよね。回り道をしても出口があるならいいけれど、回り道をしていることにすら気づけない、という事態は問題をいたずらに長期化させてしまうと私は思うんですね。
■ネガティブを、どうやったら解決できるか、が先。
そういうこともあって、私としてはネガティブなことをどうやったら解決できるか?という視点の方が多いんです。
ネガティブなことって、すでに体験を伴っているから具体的にとらえやすいんですよね。それゆえ、いま困っている人が見てもまっすぐ響きやすいと思うんです(プラスα、いま私が提示しているものに興味を持ちようがない人のところに届かないことも重要なんです。これが環境を整えるってことだとも思います)。
要は、全く未知のポジティブよりも、既知のネガティブの方が取り組みやすいってことです。わかっているからこそ「これを」なんとかしたいんだ、って話になるので、具体的な行動が起こるってことです。
■いま、ポジティブ志向でうまくいっていないのなら…
ですので、いま、ポジティブな方向性で行こうとしてうまくいってないな…と感じるのであれば、いったん視点を変えて、自分の抱えているネガティブを解決するにはどうしたらいいかな?って視点にしてみるのが良いんじゃないかと思います。
まず、ネガティブを解決して、自分自身の気持ちをフラットな方向に持っていく方が、冷静な目標へと向かっていける、というイメージですね。例えば、不幸のどん底のときに億万長者どうのこうの言われても、ピンとこないじゃないですか?そこを無理やり「わかったふり」したりするとますますセルフイメージが下がっていくんですよね。
ですので、まずは冷静に、自分の中で「わかっている」範囲のネガティブから片付けて、その上でポジティブを目指す。
そうすれば、きちんとポジティブも実現していけるんじゃないかと思いますよ。
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