行きたくないって気持ちは、持っててもいい。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
正直、心身共に疲れてきて、精神科とか行った方がいい気がするけど抵抗感がある…って方、結構いると感じているので、実際に精神科に行った経験のある私としてはどう思ったか?って話をしてみました。
■精神科にいけばなんとかなるかも!という楽観。
私自身は、就職後結構すぐ(半年で休職したけれど、厳密には夏場以降はずっと体調不良)病んでしまって、「精神科にいけばなんとかなるかも!」みたいなある意味で気楽な思いもあったんですよね。
一方で、相反する感情もあって。「精神科行っていいんかな…」って感じのね。ただ、それでもポジティブな気持ちが8割、という形で、精神科に行く決断をしました。
■精神科に行きたくない!ってのは不健全ではない。
ただ、大半の方はこういう感情じゃなくて、行きたくない!って感覚だと思います。そこで、精神科に行った私が思うところをお話しすると…
精神科に行きたくない!って思い自体は、そこまで不健全じゃないってことは思っていていい、ってことは感じています。
正直、ロクに話も聞かれずに薬だけポーンと出されるってイメージもあるようです。それこそ、いままでカウンセリングを提供した中でそういうことをされたって例もいくつもありました(で、行かなくなったらむしろ薬の副作用が抜けて体調が好転した例も…)。
で、こういうのが嫌で「根本的な解決をしたい!」って内容でご質問いただいたんですが…その気持ちがあれば精神科でもやっていけるとも私は思っているんです。
たとえば、薬をワーッと出されるのが嫌だ!って感覚があれば、そういう旨に呑まれずにやっていけると思いますし、話を聴いてくれる先生であれば、少ない薬でなんとかしようと考えてもらえると思うんです。少なくとも、私を診てくださった先生はそうでしたね。睡眠用と鎮静用、それぞれ一番緩いヤツを2錠でしたから。
■自分自身がどんな気持ちなのかをまず明確にする。
まず大事なことは、自分自身がどんな気持ちでいるのかを明確にすることだと思うんです。
その上で、それを先生に伝えてみて、それを聴いてくれる感覚があればそこで続けてみる。そうでなければ変えてみてもいいと思います。
なんせ、お医者さんの意向よりも、自分自身がどう考えているかを明確にすることを優先。これが、いいお医者さんに巡り合うためにも大切な考え方だと思います。
特に、いま仕事に疲れたとか、精神の調子が悪いとかで精神科にいくか迷っている方はぜひ意識してみていただけたら、と思います。
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