“NO”と言えば、自分の時間はできる。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
もっと、自分の自由な時間が欲しい…。そう思ったときに見てください。どういう方法で自分の時間を確保していくか、という話をしています。
■社会人になったときの「時間の不自由感」が…
私自身、大学時代…就職浪人期間などもありまして、事実上6年近く自由な時間を過ごしていました。起きるのも自由、大学の講義に出るのももはや自由…(単位・出席時間の厳しい科目はほぼ取ってませんでした…)。謳歌していましたよね…。
そんな状況だったもんですから、社会人になったときの…いわば「高校生以前」に戻ったような時間の不自由感はなかなかに堪えがたいものでした。計算したら13時間近くも不自由な時間が…。改めて思い返してもえぐいなと…。
で、案の定というか…社会人生活への順応には失敗しました。
■「NO」という自由。
この「社会人生活」への順応に失敗したのは、この不自由な時間ももちろん大きいんですが…もっと大元の部分をたどっていくと…
NO、という自由を失ったこと…これが大きかったと思っていて。
時間の縛りだけで言えば、小中高だって、かなり大きいと思いますが…それでも当時、特段大きすぎるほどの不自由は感じなかったんですよ。
この不自由感を感じなかった理由ってのが、自分の決断を奪われていなかったからなんです。
具体的に言えば、イヤになった習い事。親に感謝、という話なんですが…水泳も、ピアノも、フツーにやめさせてもらえたんですよね。受験だってそう。大学受験は第一志望とはまったく縁のない状態でしたが、もう精神的に切れちゃっていたのもあって、合格できた大学にいくことを許してもらえましたしね。
時間が前後しますが…中学生の時にはやんちゃな同級生のいたずらにきちんとNOを行動で示せたのも大きかったと思っていて。私自身、そういうキャラではなかったので、先生を含め周囲の人を引かせてしまった部分はあったものの、少なくとも嫌がらせのようなものは止まったんですよね。要はナメられなくなった。これも大きかった…。
そのNOを示した半年後ぐらいにクラス替えがあって、そのやんちゃな同級生と同じクラスになったんですが…当時のことを覚えていて話しかけられて、それきっかけで勉強のこととかも話すようになって…というような感じで、ひとつ乗り越えたような感覚があったんですよね。
■自分の時間の使い方として望ましくないところに、NOと言えるかどうか。
さて、ここで改めて「自分の自由な時間」というところに話が戻っていくんですが…
自分の時間の使い方として望ましくないところにNOと言えること、ってのが重要なんですよね。
つまんない飲み会とか、意味のないアポイントとか、ムダじゃないですか。ハッキリ言って。
嫌われたらどうしよう…とか思うんでしょうけど、自分が好んでいない人に嫌われたところで…と思うんですよね。だって、そういう人に好かれたところで、自分が好んでいない人に絡まれる機会が増えるだけですしね。
加えて、こういうところで時間を確保しきれてない人って、そのことを嘆くことも多いんですよね。
仕事だから仕方なく…とか、ホンマはイヤやけど…とか言って、本当に大事にしたい人との時間をパーにするってことを繰り返していたら、当然ながら「本当に大事にしたい人」に嫌われる可能性が高まっていくわけです。これはもう、本当に良くない。
だから、自分の時間は、とにかく自分が望む方向に使うように持っていく…というのは必ず意識してほしいんです。
■NOを主張するポイント。
では、その…自分自身が望まない時間の使われ方をすることに対して「NO」というコツがどういうものかというと…
ポイントは…すべて(あらいざらい)を、早めに。これです。
理由も単純。旬を逃したり、きちんと伝えられなかったりすると曲がって伝わってしまうんでね。
私自身の失敗談として…結構モヤモヤしていたのに、ビビッてよう伝えきらんかったことがありましてね。婉曲に指摘をしては元に戻る、ってのを繰り返し、結局1年以上。最終的にはブチギレて縁が切れちゃいました。これ、もったいないでしょ?
■まとめ。
最後にまとめておきますと…
自分の時間を確保したければ、望まない使われ方に対してNOと言うこと。
こういう心がけをしておけば、自分のためにならない時間を減らすことが出来て、自分自身の時間を確保することに繋がると思いますよ。
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