【保存版】行動しなきゃと思ってるのにできない3つの理由を解明!

能力アップ
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行動ができない理由は、だいたいこの3つのどれかです。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

行動しなきゃ、と思っているけれど、なかなか行動できないとき…多くはこの3パターンに凝縮されると思っています。解決法も併せてお話しします。

■なぜ、行動する気が起きないのか。

まず、なぜ行動する気が起きないのかというと…

一番大きいのは、行動すると現実が変わっちゃうから。

よく、行動とセットで語られがちなのが、言葉よりも行動が本音ですよ、って事柄だと思うんですが…実際、言葉で言ってるだけだとなかなか現実は変わっていかないんですよね。

たとえば、会社を辞めたいんですって「言ってるだけ」では、会社は辞められないんですよね。具体的な手続きをするっていう行動があってはじめて、会社を辞められるわけで。私自身も、この過程を通っているから会社を辞められたわけです。

つまるところ、行動をするからこそ、現実が変わるってことが、これでお分かりいただけたかと思います。

ただ、これだけではなかなか行動を起こしていきにくい…ってこともありますので、行動を起こしにくい原因を3パターンに分けて、解決法も併せてお話ししていきます。

■その1:得がないと、行動しない。

まずパターンその1。

得がないと、行動しない。

これ、めっちゃくちゃデカいです。

行動したら「どう」いいのかが見えてこないと、人ってやる気になりにくいんですよ。

例としてよく挙げられるのがバンジージャンプ。高所恐怖症だったりすると、そこにチャレンジすることに意義ってなかなか見いだせないと思うんですよね。

ただ、これがもし「飛んだら50万、あげちゃおっかなぁ…?」ってなったら…話が変わると思いませんか?笑。50万円という明快な得が、やる気を起こさせていくというか。

私自身の退職のことを思い返しても…やはり、体調が絶対良くなるやろうっていう確信があったんですよね。直接の病気の引き金は上司との不和だったわけですから、そこから離れれば…そりゃー、改善するってイメージを持つのは自然なこと。結局、カウンセリングも一回もサボらずでしたしね。

ですので、まずは行動することによって起こる「得」について…ほんとはワーッと、脳が疲れ切るぐらい書いてほしいところですが、まずは5個ぐらい、書き出してみてほしいんですよね。それぐらい見つかるだけでも、行動意欲は割と変わってくると思います。

■その2:行動しないことで、むしろ「得」をしている。

そして行動が起こらないパターンその2は…

行動をしないことで、むしろ得をしている。

これは、私自身がカウンセリングを提供していてよく感じることでもあります。

私自身の例でお話ししますと…実は、抑うつ症になったとき、ストレッサーだった上司から離れたから即座に治ったか、と言われたら…そうではなかったところもありまして。もちろん「悪化」はしなかったです(身体そのものの不調は結構すぐに改善気味に)けど、精神面は横ばい感が強い状態が2か月ほど続いたんですよね。そのときの私の状態は…いい日と悪い日を繰り返し、悪い日は深夜にカッカしてベッドの柵を殴ってしまうような精神状態だったこともあったんです。

ただ、こういう精神状態で居てる、ってことを周囲に話すと…なんというか、ねぎらってもらえるというか、優しくしてもらえるというか…私は無意識のうちに、この構われ方を求めてしまっていたんですよね。実は、その状態が悪かった2か月と、モロにこのねぎらわれ期間が重なっていたんです。

動画内ではここからの脱出は「なんとなく…」って形であまり思い出せていなかったんですが…ハッキリときっかけとして思い出したのが、上司(揉めてない方)から「会社、どうするんや?」と進退めいたことを聞かれたときでした。ここで私は「ただのモラトリアム」は、もう止めたいなとハッキリと思うようになったんです。

加えて、これは動画でもお話ししましたが「病気だからこそ構ってもらえる…」みたいなことを思っているんじゃないか、という自分の無意識領域に気づいてしまったことが大きかったんですよね。要は自分で自分のことがカッコ悪いと思ったから、なんとかしたいって思えて、そっからは立ち直りが早かったですね。

ということで…自分自身が行動を起こせてない理由の中には…「しないことで得する」ものが混ざっているかもしれません。ここを真っすぐ見つめるのは勇気がいると思いますが…ぜひ一度、トライしてみてくださいね。

■その3:ホンマに、変わらなアカンのか?

カウンセリングでもお伝えすることなんですが…

ぶっちゃけ、現状がある程度満足だったらそれでOKだと私は思っていて。

ただ、この現状に満足するということが世間的にはどうも否定されがちというか。変化・成長を追い求めていくことがエライという風潮があると思うし、どん底から立ち直るようなレベルの努力が賞賛されることもあります。こういう例を見ていくと、どうしても「変化は善、そうでないのは悪」みたいな刷り込みが働きがちになるというか。

だけど、結局その…変化を求めている方は「満足していないから」変わっただけだと思うんです。特に、テレビでよく見るようなどん底からの成功、みたいなのって、そりゃどん底だから脱出しなきゃとなっただけの話であってね。

カウンセリングの中ではたまに、長い期間変われていないことを気にする画を目にすることがあるんですが…結局は、長い間変わらなくても生きてこれたということ。要は大して変化を必要としていないということ。

で、こういう人が変われないことを気にしてしまう理由としてよくあるのが、自己啓発本やらに一時的に感化されて「変わりたいと思わされる」みたいなのを繰り返しているってパターン。こういうときって、本質的に変わりたいわけじゃないし必要でもないから、そりゃー変われないですし、それでいいんですよ。無理やり変わろうとする方が、むしろ良くない方向にいくとすら思っています。

ですので…特に長いこと変われていないなぁ…と思ったりしている方は、ホンマに変わろうとしないといけないのか?何かに感化されただけじゃないのか?ということを見直してみてください。

■まとめ:行動する・しないの指針に。

今日はこの3本立てでお話ししてみたんですが…いかがだったでしょうか。

今回の3つのパターンについて考えてみることは、行動をする・しないの指針にもしていけるものだと思っています。

  • 行動しても、得がないと思っているんじゃないか?
  • 行動しないことで、むしろ「得」をしていないか?
  • ホンマに、変わらなアカンのか?

ぜひ一度、考えてみてくださいね!

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