やる気は、出そうとしなくていい。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
目標達成したいと毎度思うけれど、息切れしてなかなか継続できない…というあなたへ。達成というゴールにたどり着ける考え方についてお話ししました。
■目標って、小さいと恥ずかしい?
こういう内容でお話ししようと思った理由は…夢や目標が小さいと恥ずかしい、みたいなお悩みを聴く機会がありましてね。
↓この動画でもお話ししましたね…
私自身も、夢や目標はデカい方がいい!みたいに思っていた時期がありました。どうしても、自己啓発やらの影響で、そういう方がいいのかな?と思わされてしまうというかね。ただ、こういう大きな目標を持たされている状態のときは、すぐイヤになるとか、結構あったんですよね。これ、なんか違うよね(望んでいない)ということに気づいてしまったというか。
■大きな目標が、自分の望みと違うと気づいた理由。
では、なんで自分の望みと違うということに気づいたかというと…
行動意欲がなくて、行動しなかったから。これに尽きるんですよ。
例えば、この…意欲がない部分を埋めるための行動として「セミナーに行く」とかがあると思うんですけど…そのときは確かに、やる気が湧くんですよ。こっから頑張っていこうぜ!みたいにね。でも、一日二日経つと、もうエネルギー切れみたいになって元の木阿弥状態に…。で、またモチベーションアップの手段を探す…というような悪循環に入ってしまったわけです。
こういうことを繰り返しているうちに、身体から「もうええやろ」という声がしたんですよ。これはさすがに無視できない、と思ったんです。
■イメージできないような大きな目標から、手を離した。
で、この声がしたことをきっかけに「辞めたこと」がありまして。
それは、イメージを出来ないような大きな目標からは手を離そう、ということ。
たとえば、よくある例で言えば…年商1億円、とかですよね。もちろん、スッと達成できる人もいますけど、少なくとも「誰でもできる」ことではないのは明らか、ですよね。こういう目標を立てるのをやめてみよう、ということです。
もちろん、抵抗感はありました。能力を下方修正するようなノリになってしまうような気がしましたしね。だけど、いざやってみると1週間もしないうちに気持ちがラクになって、むしろすべきことが見えてきたんですよね。大きすぎる目標を立てていた時は、あれもこれもとなるばかりで、まったく行動を起こせていない時間も長かったんですよね。
■大きすぎる目標は「やること」が多くなりすぎる。
大きすぎる目標って、当たり前ですけど「やることが多い」んですよ。
いきなりやらなきゃいけないことが100個とか、200個とかになってしまいがち。こうなると動けないですよね。途方に暮れてしまうというか。
こういう風にならないためにどうするかという観点が、私自身の提供するカウンセリングの方向性にも繋がりました。
目の前の人の話を聴いて、こまめな連絡を取って、まずできる目標を立てる、というね。
この方針にしたら、私自身も相談を受ける側としてラクになったんですよね。
■目標達成の、具体的な手順。
では、ここから目標設定の手順についてお話ししていきます。
1.できるかどうかは置いといて、すべての目標を書き出す(最低10個)
まずはここから始まります。さっきの話と若干矛盾するようにも聞こえるかもしれませんが…頭の中で思っていることをまず出して選択肢を作っていく、ってことが重要なので、ここはご了承ください。
2.その中から、今すぐできそうなものをピックアップして、実行する。
ステップ1で挙げた、数あるものの中から選ぶことで、心理的ハードルを下げることができます。目標って、立てるのが大事なのではなく達成するのが大事。だからこそ、実行するハードルはほんと、低い方がいいと思っています。
■まとめ:目標達成は、自分との約束を守ること。
目標達成は、自分との約束を守るとも言い換えられると思います。これが自信へと繋がっていくんですよね。
だからこそ、小さい目標を達成して自分自身への信頼を掴んでいってから、大きい目標に行けばいいと思うんです。それこそ、小さい目標を達成し続けていれば、大きな目標だってそこまで大きく見え過ぎずに、達成へと繋がっていくと思うんですよね。
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