転職は安全、独立は危険だと思っていませんか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
転職するのか、独立するのか…。実際によくあるお悩みなので、解決への道筋のヒントをお話ししてみました。
■転職は安全、独立は危険?
まず、こういうお悩みを持つ一番の原因っていうのが…
転職は安全、独立は危険、と単純に思っていないか?というところはチェックしてほしいんですよね。
もちろん、方向性によっては独立が危険視されるのは当然です。一時的に収入がなくなる可能性があるのは独立の方、なんでね。このことを重要視して、無難な転職の方を選んでいく…って方がほとんど、なんですよね。
なんだけど、独立か転職か、って悩みが発生する時点で、独立に対する興味は少なからずあるはずなんですよね。興味がなければまず悩みませんからね。
■独立を大げさに考えすぎない。
ここでひとつ覚えておいてほしいのが…
独立に対して大げさに考える必要はないよ、ってこと。
たとえば…多くのお金をつぎこんで、人を雇って会社にする独立形態もありますけど、こうしたら後にひけないと思うんです。これが過ぎるから、多くの方は独立って大げさなものに感じるんですよね。失敗できない!って独立は、そりゃ怖くて当然なんですよね。
こういうのじゃなくて、個々人でできる段階の独立も、あるんですよ。
それこそ、私の場合もカウンセリングに誰かを雇っているわけではないし、その状態で10年間続けているわけです。つまるところ、適宜必要な時に手伝ってもらえばいいってだけのこともあるわけです。だから、独立の方が簡単、ってなるケースもあるんです。
■転職にも、難しさはある。
その一方、転職については…
もちろん、転職も安全な側面はあります。自分の求めている条件に合った、いわゆるホワイト企業は存在していると思うし、それが見つかれば当然転職の方がいい、ってパターンもあります。
なんだけど、独立と迷っているときって、基本的には「独立が怖い」パターンの思考回路。それゆえ、実像よりも歪んで「転職の悪いところから目を逸らして、良く見ようとする」ケースもあるんですよね。納得させようとしてしまうというか。
たとえば、転職先の人間関係を作り直さないといけないってのもあるし、仮に同業種で転職しても「そこのやり方」ってのが今までのやり方と違って戸惑いから大きなストレスになっていく…ってケースもあります。このふたつにかかるコストは結構大きいんです。
仕事に慣れる、と単純に言っても半年はかかるでしょうし、その間に人間関係がこじれたりすると、転職したけどしんどくなってしまった、とか、その結果「もっとやりたいことやっときゃよかったな…」みたいに思い始めて、なおのことしんどくなるケースも珍しくないんです。
だったら、転職することのデメリットも見つつ、独立することのメリットも見たうえで悩んでいくっていう方が、後悔の少ない判断ができると思うんですよね。
■メリット・デメリットはどちらにもあるから…。
ですので、まず転職はメリット一辺倒ではなく、デメリットもあることを確認。はたまた独立も、デメリット一辺倒ではなくてメリットもあるよってことを確認…それこそ、目に見える形(ノートに書くなど)して、比較してみることをお勧めします。
こうすれば、冷静な視点で自分の進む道を判断できると思いますよ。
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