苦労をしたからいいことがある、と思い込んでませんか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
私は「ラクしたい!」という気持ちを大事にしているんですが…世間的には怠けているとか取られやすいことがらを大事にしているその理由についてお話しした動画です。
■ラクになった、クライアントさんの実例。
実例としてお話ししますが…
私のクライアントさんに職場でリーダー格の立場を任されている方がいらっしゃったんですね。
で、お悩み内容はざっくり言うと…仕事の量が多くてちょっときつい…イライラしちゃう、ということだったんです。
これを聴いてまず私が思ったのは…本当に、その方がやらないといけない仕事なのかな?ってことでした。そこで、ご自身でやっている仕事をあらかた書き出してもらって、その中で自分がやらないといけないものを選んでもらったんですよ。
そしたら、自分がやらなくても他の人に任せていい仕事が何個もあったとのことだったんです。なので、私はその仕事を「経験がある程度ある方に」振ってみてください、って話をしたんですね。
その後しばらくして連絡をいただいたときに、仕事を振ってみて自分の仕事が減って、なおかつ回っていて、さらには自分の機嫌もよくなった、って報告を受けたんです。
■苦労したら、いいことがある、というよりも…
こういう例から、やっぱり「ラクしよう」と考えてみるのは大事やなと思うんです。
日本の場合、どうしても根底に「苦労したらいいことがある」みたいな発想になりがちですよね。ただ、正直私が思うのは、苦労するといいことが起こるというよりも、実際は苦労に見合ったメリットの期待をしてしまうだけ、なんですよね。
だから、狙い通りにいいことが起きてくれないと単に機嫌が悪くなっただけで終わってしまうんですよね。このことが、周囲を委縮させたりして負のスパイラルを引き起こして、仕事の効率を落としてしまうんです。
■まとめ:仕事を信頼して任せたりした方が、いい循環に入っていける。
こうなるぐらいなら、適度にラクして仕事を任せたりしてみる、って方が、自分も気楽だし、周囲からしても仕事を任される感覚が出てくるし、いい循環に入っていけそうな気がしませんか?
ですので、まずは「ラクしたい」って気持ちに正直になること。そしてその結果として導き出された方法に素直になって、一度実行に移してみる。そうすることで、仕事も自分の機嫌もラクになり、機嫌よく仕事ができるんじゃないか、と思います。
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