「ラクになりたい」と思いながらも、なかなかできない心の仕組みを解説しました。

silver dynamic microphone on black microphone stand 仕事のお悩み
Photo by Dmitry Demidov on Pexels.com
この記事は約3分で読めます。

仕事を振られるがままにしていると、頑張りすぎになるんです。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

頑張りすぎてしまう心の仕組みを理解して、ラクになろうってとこまではなんとなくわかるけれど、実際はなかなかラクになれていない!って方に観てほしい内容です。

■まえがき。

前回の動画で、ラクしたいって気持ちを大事にするって話をしたんですが…

どうも、この感覚がパッとつかめない方が多い、というか大半がそう、って感じのようでしてね。

私たち(カウンセラー)はラクしていいよ、って伝えるんですが、このラクしていいが信じがたい or 実行に移しにくいのか、っていうところをお話ししたいと思います。

■頑張れと言われて頑張るのは「道徳的には」正しい。

よくある例として…会社で仕事を振ってもらったときとかって、何の気なしに、ですけど「頑張れ」とか、言われると思うんですね。で、大半の方はその通りに頑張ると思うんです。もちろん、間違ってないし、正しい心がけだと思います。

ただ、私自身は会社員経験がある人間としてはアウトロー寄りなのかもしれませんが…仕事、なるべくしたくなかったんですよね。とにかく、仕事の量をジワジワ減らすってことをやっていたんで…「ラクしていいよ」ってアイデアを聞いたときも「そっか笑」みたいな感覚で、すんなりと受け入れることができたんです。

もちろんですが、頑張れと言われたら頑張るのは「正しい」ことです。道徳的にね。そして、循環としてポジティブなものになっていれば、私は別に頑張ることに関して特段なにか、変えろとかも言いません。要は頑張りたくて頑張って、結果もいい感じ、なのに変えろ、とかは話がおかしいですからね。

■頑張るエネルギー源がネガティブだと、悪循環に入る。

一方で、頑張り方が「ネガティブ」な方もいるんですよ。

そのネガティブっていうのは…

  • 見放されたくない。
  • できないと思われると居場所がなくなる。
  • 嫌われたくない。

みたいなことですね。

こういうネガティブな感情をもとに仕事をしてしまうと、ドッと疲れるんですよね…。

なぜなら、自分自身が期待されているほど仕事出来てないっていう気持ちを常に抱えているような状態だから。しかも、その状態とは裏腹に「頑張っている姿」はやたらと見えてしまうんです。

そのせいで、周囲が「頑張ってくれる人」と認知して、「悪気なく」頑張らせてしまう循環に入ってしまうんですよね。こういう累積の結果、病んでしまってカウンセリングのお世話になる、ってパターンが多いんですよね。

で、こういうパターンでカウンセリングの門をたたいているのだから、ラクしてほしい、ってことなんですよ。

■「手を抜け」って話じゃなくて、苦労をし過ぎているからそれを止めましょう、ってこと。

つまるところ、どういうリズムで悩みの中に入ってしまったのかを解き明かして、それを止める、ってのが悩みの解決の基本パターンです。

この悩みの根源として「職場で振られる仕事の量や期待値がしんどい」と思うのであれば、解決の道としてはラクするしかないんですよね。職場の期待に応えるという方向性で疲れたという流れがある以上、その逆に行ってバランスを取りましょうよ、って話ですね。

これは別に「手を抜け」って話じゃなくて、苦労をし過ぎているからそれを止めましょう、ってことです。おそらく、止めるだけで頑張りすぎなくても生きていけることに気づくはずなんですよね。そのことを頭に入れて、ラクしてもいいんや、ってことを馴染ませていったらいいんじゃないかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました