細かく分ければ、怖くない。
こんにちは、心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
今回のテーマは、不安な気持ちを具体的に解消するための3STEP。保存版的な内容なのでぜひ。
■導入:気持ちの混線をほどくような内容です。
今回のお話し…感覚としては気持ちのぐちゃぐちゃ混線したものをほどくようなイメージの内容になっていますね。
ほどくってのはどういうことなのかっていうと、不安の分類分けをするという形ですね。
その不安の分類分けってのは三つありまして、今日はその三つに沿って話をすることになります。
■不安の分類分け3タイプ。
まず一つ目っていうのは…不安ではあるけれども、今は考えなくていいこと。
二つ目は…心づもりだけはしておくべきこと。これは今はやらなくてもいいできないこととかも含んだりします。
三つ目は…具体的にもうやるべきこと。
この3つまで分けると、まずこの段階ですぐに落ち着く方もいらっしゃると思います。今は考えなくていいことを一旦外してっていうふうにしてるうちに、今はこれやればいいんだっていうことがわかれば、不安が止まる…ということになっていくんですけども、このステップについて詳しく説明していきます。
■その1.今は考えなくていいことへの対応方法。
まずその1ですね。
今は考えなくていいことについてですけども、その今は考えなくていいってのはどういうことかっていうと、要は「自分の力ではどうにもならんもの」のことですね。
例えばそうですね…
会社の仕事とかで多いものだとすると裁量権が何もないもの、自分自身にね。
要は決まったことをやるだけなのであれば、自分自身が主体となって考えても影響力を与えられないってのはやっぱりあると思うんで、一生懸命考えれば考えるほど、マイナス思考気味になったりするんですよね。
要はアイデアが浮かんだけど自分には力がないなとか、そういう話になってしまうんで。
それなのに、そのことを考えれば考えるほど、自分自身にはできないみたいなメッセージを何回も何回も送ってしまいがちになるんですね。これならやらない方がいいんですよね。うん。
裁量が与えられていない以上は、余計に自分の気持ちが後ろに行くんで…不安の状態ならまだしも、ゆくゆくは不満になってくるんで、これはちょっとやめた方がいいなと私は思っています。
この「今は考えなくていいこと」にリソースを割くぐらいだったら、それこそ今しなきゃいけないこととか、そういうところにリソースを持っていく方がかなり生産的だし、不安がクリアになるきっかけも掴んでいけると思います。
■その2.心づもりをする、とは。
それでは2番についてですね…心づもりだけはしておくべきこと。
これは「今は実行できないけれども、タイミングがやってきた場合すぐにやれなきゃいけないこと」を指しています。
具体例があるとすれば期日が決まっているものですね。例えばこの日にイベントをやるっていうのは決まってるとしたら、イベントをするのはその日だけど事前準備はしなきゃいけないじゃないですか。そういうイメージですね。
だから要は必ずこの時期に起こるとか、そういうものに関しては準備をするっていうことですね。
なんでその準備をしなきゃいけないかっていうと、やっぱタイムラグ許されないじゃないですか。この日にイベントやでって言ってんのに、準備できてませんってなったら信頼を失っちゃうんで。
正直、この2番についてはちょっとやる気が出にくかったりはすると思います。
まだまだ先やしなとか、あるいは近づいてきたけどなんかどうしようかなとか、そういう気持ちになりやすいんですけども、やらなきゃいけないタイミングが必ず来るとわかっているのであれば、今でもできること、そういうところに思考のシェアをシフトして、まず、今でもできることからやっていくってことですね。ほんとすごく大事なんで。
特に予定があるけどなんかやる気が出てないなっていう場合には、その予定期日より前の準備をするっていうイメージに切り替えてやっていくのはすごく大事ですね。
ちなみにこの2番のところで不安になる人は、さっき言った1番の今は考えなくていいことを考えちゃってたりするんですよ。
こういうときは合わせ技じゃないですけど、もしかしたら今は考えなくていいことをわざわざ考えちゃってしまってないかとか、そういうところをちょっとね意識していただければ、2番の不安も解消していくんじゃないかと思います。
■その3.具体的にやるべきなのは、自分との約束を守ること。
そしてこれ3番ですね…具体的にやるべきことなんですけど。
これね、今日の内容で一番重要なんでこれもちょっとしっかり聞いておいてほしいんですけども。
自分との約束を守る、っていうのをやってほしいんですね。うん。
特にこれ小さい約束ほどすごく大事で…小さい約束ってのは例えば、うちの動画ではよくお話してるコップ一杯の水を飲むとか、そういうやつですね。そういうのをとにかく積み重ねていくっていう形。
これなんで小さい約束ほど大事っていう話をしてるかっていうと、いきなりでっかいことってできないからなんですよ。野球とかに例えると、今までね、1軍で1本もヒットを打ったことありませんっていう選手がいるとするじゃないですか。その人が来年の目標って聞かれて50本ホームラン打ちますって言われたらちょっとなんか、腹立ちませんか?って言ったらあれですけど、やっぱ信用するのは難しいですよね。
まあね、もちろん小さな目標を立てればいいって話じゃないですけど、来年は1軍で50試合出れるように、役割を自分で考えていきたいですとか言ってる人の方が今後こういうふうにしたいんやなっていうのがプランとして見えてくるじゃないですか。そういう感覚ですよね。
自分との約束を守って1個1個クリアしていって、そのクリアしていく中でもしかしたらジャンプアップができそうなタイミングが来たら、ちょっと次目標上方修正してみようかっていう形でもいいと思うんですけどね。
ただやっぱいきなり、何のステップなしに大きな目標を立てても、それはやっぱちょっと実現可能性も低いしなおかつ何か周りからのヘルプが得られにくいのもあるんですよ。目標が高すぎるとね。
それもあるんで、まずそのできることを積み重ねるっていう意識でやっていただければ、あとはもうやるだけなんで。やっていけば不安が解消していくし、新たな不安が出てきたらまたそれも自分の今やるべきことで解消していくっていう形で考えていければ、この不安もなくなっていくと思います。
■まとめ:自分の力でどうにかなるものを頑張るという「当たり前」を実行する!
じゃあねこれでまとめに移りますけども…
とにかくねこの今日の内容で大事にしてほしいのは、自分の力でどうにかなるものを頑張ろうということです。うん。
これ言い換えるとどうにもならないものに悩まず、どうにかできることに時間を費やしていこうやっていうことなんですよね。どうにかできることに時間を費やしていけば、何でいいかっていったら、いつか必ず片づくからなんですよね、問題が。
問題が片付けば当然不安は減るって、なんか結構当たり前の話をしているんですけどこれがすごく大事です。
この当たり前の話をなぜ大事にするかっていうと、当たり前の話って、再現性あるんですよ。
自己啓発とかで気をつけてほしいのが、そんなの当たり前じゃないかみたいなことを思って何て言うかな、真剣に聞かないとかっていう方結構いらっしゃるんですけども…当たり前のことをできてるかどうかが一番大事なのであって、当たり前のことが当たり前だと知ってることじゃないんですよ。
むちゃくちゃ大事なんで、本当に頭に入れておいてほしいですね。
ということもありますんで、どうにもならないものに悩むんじゃなくて、どうにかできるところに時間を費やすこの意識を持っていただければ、不安な気持ちが整理されて…整理されてというかあの絡み付いてるものが1個外れていくような感じですよね。
それで気持ちがほどけて楽にもなってくるし、なおかつ自分自身の成長にも繋がっていくと思いますのでぜひ一度試していただければと思います。
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