ネガティブを「わざわざ」探していませんか?
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
どうして自分にはネガティブなことばかり、起きてしまうんだろう…と思ったときに、観てほしい動画を撮りました。
■カウンセラーとしても「リスク」を背負わないといけないポイント。
単刀直入に言うと…
当カウンセリングにおいて、「ネガティブなことばかり起きるんです…」という体で悩みの相談が来た場合、結構こちらとしても「厳しめ」の準備をすることは意識しているんですよね。
つまるところ、このままだとよくなりませんよ、って内容の話をするということです。
もちろん、伝え方はできる限り配慮するとして、それでも心がグッとなるようなことをお伝えしないといけないことがあります。ここはカウンセラーとしても「リスク」を背負わないといけないポイントで、仮に嫌われてしまったとしても…というレベルで考えているポイントでもあります。
■いいところまでネガティブで染めたら、いいことは起こりようがない。
では、なぜこういうことを「伝えなければいけない」と考えているのかというと…
ネガティブな状態の方って「0か100」みたいな極端な思考を持っている方がかなり多いんですよね。
その結果、どういうことが起きるかというと…会社でなんか言われた、という出来事ひとつでネガティブ側に意識を振ってしまって、直接関係のないネガティブ(動画内で言った、ガム踏んだの例)まで拾ってしまって、わざわざ運が悪いと証明しようとしているかのようなケース、本当によく見かけます。
だけど、一日のことを正確に振り返っていけば…御飯がおいしかったとか、電車には間に合った、とか、探せばポジティブなことっていっくらでもあります。また、カウンセリング内で本人がネガティブなことだと思っていることも「いや、それは前向きにとらえられるポイントですよ」って話をしても、そこを強硬に「いや、でも…」とか塗りつぶしてみたり…。
こういうのは、正直言って叱り飛ばしたいぐらいの気持ちになります。いいところをネガティブで染めてたら、そらいいことは起こりようがない…というか、気づいていけないんですよね。
■良くないことが起きたときほど…
ですので、良くないことが起きたときほど、良かったこともあるということを探して拾っていくのが大切になってきます。これはもう、必死になってでもお伝えしたいことでもあります。
というのも、私自身がうつになったとき、そういうネガティブ思考を育ててしまっていたからです。
会社員当時、アメブロにネガティブな愚痴を書き連ねてました。やれ社会の終わりだとか、そういう恨みつらみのようなものを渦巻かせているような状態でした。そら病気になるわい、って話でね。
もちろん、気に入らんことを言われたのは事実としてあったと思います。ただ、書き連ねたりすることでそれを増幅してしまっているというか。つまるところ、1でしかない出来事を100にしてる感じ。これはもう、さすがにポジティブな気持ちを持ちようがないんですよね。
だからこそ、1日を振り返るうえでよかったことを探す習慣をつける。これは本当に大事にしてほしいです。この習慣を実践するだけで、少しは気持ちが穏やかになるはず。さらに付け加えると…私自身も、ネガティブなことは探そうと思えばいくらでもあります。でも、わざわざ探していないということです。
こうすれば、ネガティブなこと「ばかり」ではないってのは少なくとも納得していけると思いますし、気持ちが前向きになり始めると思いますよ。
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