その気遣い、やりすぎかもしれません。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
気を遣ったつもりなのに…イマイチ、思ったように受け入れてもらえてない…ってお悩みについて、こういうところを見直してみてほしい、というお話をしました。
■言われたことを聞く。勝手に思案しない。
結論から言いますと…
- 相手から言われたことを聞く。
- 言われてないことをやたらと思案しない。
とにかくこの二つです。というか、これが守れていれば基本的には大丈夫だと思います。
特に意識してほしいのが後者で…やたらと思案することを思いやり、だと思っている方も多いんですが、これ、ちょっと「ズレた」ときに大ケガの元になるケースが多いというか…
ズレたら、もちろんですが相手には喜んでもらえない（明快なリアクションというより「お、おぅ…」みたいな感じのリアクションをもらうケースが多い）場合、相手のニーズに合っていなかった、ということ。こういうときにズーンと落ち込むならまだマシで、怒りだしてしまう状態になると…ね。やっぱりちょっと厳しいんですよね。
■あんまり芳しくないリアクションだったとしても…
そういう状態にならないためにも…気遣いの「さじ加減」としては…
あんまり芳しくないリアクションだったとしても受け止められるぐらい、という感覚を意識してほしいんですよね。
言い換えれば、気遣いが報われなかったとしても、まぁいっかという感じで受け止められるのか？と問いかけてから気遣いをする、ということですね。
例えば、サプライズ。
褒めないととんでもない空気になりそうだから、褒めなきゃ、喜ばなきゃ…みたいな空気になりがちじゃないですか？だから、こういうのも褒められなくてもできますか？って自問自答してほしいわけです。つまるところ、喜びのリアクションを相手に強制させるような空気を出しちゃいけないんです。
あるいは、お土産とかでもそうですよね。
正直、覆す妥当な理由がない限り、初志貫徹で十分なんですよ。ここで迷いを積み重ねてしまうと、苦労して選んだ感が出てきてしまって、ストレートに喜ばれにくくなるんですよね。要は重い、というか。
海外旅行のお土産あげるって言われて、迷いに迷って…うーん…ありきたりじゃアレかと思って、よくわからんオブジェ！高かったんですよ！って言われても、喜べないじゃないですか？
もちろん、これが事前調査として「そういうのが欲しい」って言われてた・情報をキャッチしてた、なら話は大きく変わります。話聴いてくれてたんや！ってなりますからね。ここに独りよがりな思いとの明快な違いが生まれるわけです。
■相手を思う気遣いは、相手ありき。
相手のことを思った気遣いって、当然ではありますが「相手のことありき」なんですよ。決して、自分考えだけで完結するものではありません。相手が言ってた、とか、行動で把握してた、とか、そういうのが大前提なんですよね。
だから、もしもそういう情報が不足しているのであれば、せめて相手に気を遣わせない範囲、自分も気を遣わない範囲、ってところにとどめることは意識しておいた方が無難ですし、失敗しにくいと思います。
こういう意識でいれば、気遣い上手になっていけると思いますんで、ぜひ一度試していただけたらと思います。
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