休み明けこそ、こういう不調に気を付けてください。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
夏休み・お盆休み明けの不調…もしかしたら、9月病なるものかもしれませんよ?という啓発的なお話をしてみました。
■そもそも、9月病とは?なぜ取り上げてみようと思ったのか。
9月病とは…夏休み明けやお盆休み明けに、心身のバランスが崩れて、うまく会社や学校に復帰できない状態の俗称。
この話題をなんで取り上げようと思ったかというと…私自身、抑うつ症めいた状態に一気に近づいたのが9月だったからなんです(正式診断は10月)。
仕事が全然うまくいってなかったこともあり、お盆休みは「やっと逃げられる」みたいな気持ちが少なからずありました。そういうこともあり、いざ休みが明けるとやはり心身のコンディションが落ちてきて、また間の悪いことに、そのころ会社自体もいろいろとありまして空気が悪かったんですよね。
こういう重なりで、私自身もイライラやら焦燥やらで、気持ちがどんどん落ちていったんですよね。
■9月病という概念・言葉を知ってたら、もっとラクだったかも…。
このころ(2011年ごろ)は9月病なんて言葉を知らず、自分の心や能力のせいにしがちで適切な対処が取れなかったんですよね。落ち込みなどもすべて自分のせいというか、ダメなもの・あっちゃいけないものという捉え方に近かったんですよね。ここから転がり落ちるように体調が悪くなって、結局休職という形になってしまいました。
もしこのときに、9月病という認知があったとしたら…それだけでもラクになったんじゃないかって思うんですよね。要は、自分のせいというところから一歩離れて病気なんだ、という形でいったん自責が止まるのは間違いないというか。
それこそ、もう市民権を得ている5月病だったら、ちょっと自分のコンディションが悪い時でも「まぁ、こういう時期やし…」みたいに深刻度を高め過ぎずに、でも「いつもより気を付けとこう、いたわろう」というようなケアはできるっていうバランスのいい精神状態で居れると思うんですよね。
私自身は抑うつ症になったわけですが…それこそ、抑うつ症って診断がついてラクになった側面もかなりあったんですよ。それまでは言わば、わけのわからん不調でしかなかったわけですから。
■休んだのに情けない、とか思わずに…
ということもありますので…
せっかく休んだのに情けない…とか思わずに、それこそ5月病とは違い気象条件の厳しさもありますんで、9月が不調に陥りがちってのは十分にあることだと思います。
ですので、心身が乗ってこない自分自身のことも受け入れて、いたわっていきましょうね。
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