知識をなぞるだけじゃ、ダメなんです。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
せっかく知識を採り入れたけど…どうも活かしきれていない気がする。というあなたに見てほしい内容で動画撮りました。
■知識という道しるべには「例外」がある。
今日の内容は、先日アップしたこちらの記事とも繋がる内容になっています。合わせてご覧ください…。
さて、今日も結論からお話ししますが…
壁に当たっていないと、知識ってなかなか役に立ち切らないんですよね。
そもそも、知識って「先人が作ってくれた道しるべ」みたいなもんで。もちろん、この知識を使ってクリアできる側面は大きいし、体系化されている以上再現性も高いし、それをもとに勉強する人が増えて…という感じで、知識そのものが問題、というわけではありません。
が。
カウンセリングをやっていても実感しますが、知識だけではクリアできない局面ってどうしても出てきます。つまるところ「例外」ですね。これが「壁」の正体と言ってもいいかと。この壁に当たったときに、なんとかしようともがくことで、もっている知識に深みが出てきて、定着度合いが一段上がるんですよ。
■知識のプッシュだけに頼らず…。
で、この定着のステップで大事になってくるのが…
「自分自身はこう思いました」ということを、知識のプッシュだけに頼らずに伝える力を身に付けられるかどうか、なんですよね。「知識ではこういう感じなんですけど、今回の場合は私はこう思いました」と考える習慣が大事、ということ。
これをしておくと何がいいのかというと…
自分自身の意見、が積み上がっていくこと。これが大きい。
こうなっていけば、自分の口からスルスル出てくるようになるんですよ。知識も。これが、知識を丸覚えしたまんまだとどうしても「借り物」感を脱却できなくて、思い出せないとかそういうところでつまづくんですよね。このつまづき方をしていると、勉強不足の人、みたいな見え方をしてしまうんですよね。努力はしているのに、それが伝わっていかないというか。
これ、ほんともったいないんでね…。
■自分で考えた形跡が「人との差」に繋がる。
こうなるぐらいなら、知識は流す程度に入れておいて、そこからは自分で考えるという習慣をどんどんつけていく、ってやり方の方が、私としては良いと思うんです。
その結果、自分の考えていることが知識とも繋がって、少なくとも「知識しか勉強していない」段階とは差がつき始めるわけ。で、この差がついたところが人に見つけてもらえるきっかけとかになるわけです。この人はこういう独特な考え方をしているんや、とか、こういうやり方もあるのか!みたいにね。そういうものは「自分自身が考えたこと」があってこそ起こるものなんですよね。
だからこそ、知識を活かすことに関しては「すごく勉強しないと…」みたいに大げさに考えるんじゃなくて、自分でも考えたらいいんや、ぐらいの軽い気持ちでいたらいいと思うんです。そしたら、これから先、知識を入れていくのも楽しくなっていくんじゃないかと。
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