こんにちは。「適職発見チャンネル」のキタダハルキです。 今回は「苦手なことを頑張るのをやめよう」というテーマでお話ししていきます。
以前、別の動画で「マイナスの状態にあるものを、無理にゼロに持っていこうとするのはやめよう」というお話をしました。今回はその一歩先、ではどうやって自分に合う場所を見つけていくのか、という点にフォーカスしてお伝えします。
1. 「マイナスをゼロにする努力」が評価されない理由
なぜ、苦手なことを克服しようと頑張りすぎることが良くないのでしょうか。結論から言えば、「ゼロはどこまでいってもゼロでしかないから」です。
たとえば、マイナス100点の状態から必死に努力して、0点(人並み)になったとします。自分の中では100点分の加点がある大努力ですが、周囲から見れば「ようやく普通になっただけ」あるいは「まだ平均以下」としか映りません。
一方で、大して努力しなくても最初から60点や70点を出せる人は、少しの工夫で80点、90点へと評価を伸ばせます。
苦手にしがみついていると、自分の得意なことに回すエネルギーが残らなくなります。結果として「何もできない人」という見え方になってしまう。これが、仕事が辛くなる大きな原因です。
2. 努力の定義を「苦しみに耐えること」から書き換える
ご相談を受ける中で感じるのは、多くの方が努力を「苦手を何とかすること」や「苦しみに耐えること」だと定義してしまっている点です。
まずは、その定義を捨ててください。これからは、以下のような視点を「努力(=自分の強み)」と捉え直してほしいのです。
- 人より早く終わらせられる作業
- 頼まれても苦しくないこと
- 頼まれてもいないのに、つい自分でやってしまう工夫
これらは自分にとっては当たり前すぎて「努力」とは認識しにくいものですが、実は最初から60点以上の評価を得られる「プラスの種」です。苦手克服にエネルギーを割くのではなく、こうした「今の時点で評価されているところ」を伸ばす方向にシフトしましょう。
3. 「好き」よりも「嫌いじゃない」を優先する
「好きなことを仕事に」という考え方がプレッシャーになり、苦しくなっている方には、「好き」よりも「嫌いじゃない」を優先することをおすすめします。
強い情熱は、常に一定ではありません。私自身、カウンセリングの仕事をしていても、やる気が上下したり、確信を持てずに悩んだりする波はあります。
しかし、大切なのことは「嫌いになったことはない」という点です。 嫌いでさえなければ、調子が悪い時でも致命的なマイナス(マイナス100点など)を出さずに済みます。
「常に100点の好き」を求めるのではなく、自分に対して高すぎるハードルを設けるのをやめる。嫌いじゃないことを淡々と続けられる環境を選ぶことが、長く働くためのコツです。
4. 自分の「短所」が「評価」に変わる環境選び
環境選びも極めて重要です。 以前の私は、機械のメンテナンスなど「手を動かしてナンボ」の仕事をしていました。しかし、私は手が動かずに口ばかり動くタイプだったので(笑)、当時は「仕事が遅い」とマイナスの評価を受けていました。
ところが、現在はどうでしょうか。 YouTubeで話し、カウンセリングで対話をする。つまり「口を動かすこと」がそのまま価値になる環境に身を置いています。
かつての環境では「短所」だったものが、環境を変えただけで「評価されるポイント」に転換したのです。自分が自然にやってしまうことが、そのまま「いいね」と言ってもらえる場所を探す。これは適職を見つける上での鉄則です。
5. 日常の「小さな手応え」を拾い上げる方法
自分では当たり前にできていることに気づくには、周囲からの客観的な評価を「真に受けてみる」のが一番の近道です。
私の場合、親から「あんたは特定の分野の話をしている時は、ずっと口が動いているね」と言われたことがきっかけの一つでした。「そんなに言われるなら、やってみようか」とブログを書き始めた結果、その分野で全国1位のアクセス数を記録するなどの成果につながりました。
自分では面倒だと思っていないこと、人から「よくそんなことできるね」と言われること。 それが見つかったら、まずはその流れに乗ってみてください。
まとめ:スムーズな道は、すでに足元にある
もし今の環境が「苦手なことを何とかしないと居られない場所」なら、そこを離れることは立派な戦略です。
自分自身が自然にできること、人から評価されている客観的な要素。そこに素直に乗っかってみることで、次の道は驚くほどスムーズに見つかります。
苦手克服のために自分を削るのをやめて、あなたの「プラスの種」を育てられる場所を探していきましょう。


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