「向いてない」なら、わかるはず。
こんにちは。心理カウンセラーのキタダハルキです。
今日のテーマはシンプルです。
自分に向いている仕事とは?
これは多くの方が考えていることではないでしょうか。
私自身、会社員を経験したのは一度だけなのですが、致命的に向いていませんでした。当時、手先の器用さを要求される仕事や力仕事は、就職活動のテーマから外していました。にもかかわらず、就職浪人をしてしまい、休学期間の半分以上を使ってしまった頃に「そろそろ決めないとまずい」と焦り、試験に通りそうなところを探して入社したのがその会社でした。
当時は仕事を詳しく調べる余裕もなく、「採用してくれるなら向いているのだろう」と考えていたのです。しかし、蓋を開けてみれば力仕事も手先の器用さを要求される仕事も両方あり、どちらも対処できませんでした。すぐに体調を崩してしまったのです。
おそらく、今仕事で悩んでいる方は、少なからず「自分にこの適性はないんじゃないか」という部分をごまかして入社してしまったのではないでしょうか。
「向いていない」と正直になることの重要性
まずは、向いていないことに正直になるのが良いと思います。その結果、私の場合は「人に何か言われてその仕事をする」ということ自体があまり向いていないと分かり、会社を辞めて個人で勉強する道を選びました。
そして、今もこうして続けていられるということは、向いているのだろうと感じています。これもあくまで「向いているだろう」という感覚です。
「向いている仕事」は「体を壊さずに続けられる仕事」
つまり、体に異常をきたしたりせずに続けられる仕事自体は、適性があると考えて良いと思います。もちろん、カウンセリングの仕事は楽しいですが、「ものすごく楽しい」とか「バラ色の人生」を想像してこの業界に来ると、人の話を聞くのが思ったよりつらい、といったことでつまずくこともあります。
「向いていない仕事」を消去法でなくす
ですから、「向いている仕事」を探すというよりは、向いていない仕事の方をやめて、消去法で残ったもの、おそらくそれが向いているに限りなく近いものだと思います。そちらの道にまず一歩踏み出してみて、やってみて「やっぱりだめだな」と思ったらまた違う道に行けばいい、くらいの気楽な考え方でいくのが良いのではないでしょうか。
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