仕事は、人生の最上位じゃないんです。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
仕事を辞めることを「よくないこと」だと思い過ぎて…実際に行動がなにも起こせていない、とかそういう状況になったときに観てほしい内容です。
■「会社を辞めるのはよくない」と思っていた結果起きたこと。
私自身も、会社員時代には同じように思っていたというか。会社を辞めるのはよくないことってね。
当時お世話になっていた方からも、仕事を3年は辞めるなって言われていました。その上、私は就職浪人を経験している身。だから、会社は辞めないつもりで基本的には頑張っていました。
ところが、入社して半年足らずで病気になって、休職して退職になるまで一年足らず、という状況になったんです。結局、良くないとか思っていたけど会社は辞めた、ということです。
■いまも、仕事を辞めるのはいいことではないと思っている。けれど…。
では、現在私が「仕事を辞めること」についてどう考えているか、というと…
今も「良いこととは思っていない」です。要は当時とそこまで大きく変わっていない側面もあるということです。私は個人事業主ですが…ポンポン仕事を辞めていると、信頼が高まりにくいという状況はたしかにありますしね。
ですが、今の私には「仕事を辞めるのはよくないということ」以上に上位に置いている価値観があるんです。それは、体調を崩してまで仕事をするのは良くない、ということです。
以前の私は、仕事を辞めるのはよくないという価値観を最上位のように扱っていたから、無理をしていた期間が2か月程度ありました。抑うつ症という診断を受けたのは入社してから半年でしたが、そうなる2か月前にはもう体調、ずっと悪かったんですよ。だけども、そんなすぐ会社を辞めるわけにはいかない、と無理した結果が抑うつ症だった、というわけです。
もちろん、一時的なモチベーションの低下とかは誰にでもあることなので、そこは割り切って続けないといけないこともあります。ただ、私の場合はあのまま続けていたら、抑うつ症どころではなく、もっと重大な問題を引き起こしてしまう、ってのが目に見える状態になっていたから、仕事を辞めるのはよくないよね、とか言ってる場合ではなかったんですよ。
■体調よりも仕事が上に来るのはナシ。
つまるところ、私が思うのは「仕事を辞めるのがよくない」という価値観を「最上位にしない」のが重要ということです。体調よりも、仕事の方が上に来るのはナシ、ということです。
私は「体調を崩してから」会社を辞める、というケースを体験したわけですが…やっぱり、再起に時間がかかるのは間違いないんですよ。辞めたからといって、即座にピタッと症状がなくなったりするわけではないですしね。
だったら、体調を崩すかも?とある程度予見されたタイミングで、辞めてもいいんだという頭になっている方が、行動がスムーズになります。これまた不思議なもんで、辞めてもいいんだと思い始めると、少し体調が好転したりするんですよ。追い詰められ感がなくなってね。
ですので、辞めることはよくないという考えは「持っててもいいけど、最上位にしない」ということ。特に、体調よりも上に持ってくるのは止めましょう。そうすれば、仕事を辞める辞めないで追いつめられる感覚も減ってくると思いますし、一度考えていただけたら、と思います。
コメント