自責グセが直らない、かといって人を責めるのはダメだし…。

仕事のお悩み
この記事は約3分で読めます。

自分を責める「だけ」で終わらないのが大事です。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

自分を責めているだけではうまくいかないのは、なんとなくわかっている…だけど、かといって「人を責めていいわけじゃないし…」って感じで、どうしても自分責めのクセがやめられないという質問がありましたので、お話ししました。

■自分の責任だと思って行動すること自体は必要。

正直、自分の責任だと思って行動すること自体は必要だと思うんですよ。

私自身、個人事業主になってから思うこととして、やっぱり自分でなんとかしようという気持ちが少しはないとやっていけない、ってのはあります。

例えば自分自身のタスクは自分自身で片付ける、とか、そういう感覚ぐらいはないと、外注するにしたって方向性を定めていけないんですよね。単なる丸投げばかりになるというか。そのことが責任の所在をあいまいにして、気づいたらとんでもないトラブルになっていた…って例は本当によく見かけますしね。

■ただ、自分を責めるだけで終わるのはナシ。

ただ、この責任感が「自責グセ」として顕れて、それが直らないというのであれば話が変わってくるというか。

自責グセっていうのはどういうことかというと…仕事がうまくいかなくなったりしたときに「自分のせいだ…」でフィニッシュしちゃうことを指しています。で、ここから「じゃあどうするか?」っていう発想にならずに、自分を責めている「だけ」になっちゃう。これが自責グセのよろしくないところなんですよね。

一応、今回質問をしてくださった方は「自立しよう」という気持ちがある方なので、そこに関しては良いと思います。ただ、他責はダメだ、と思い過ぎると今度は「もう頼るしかないタイミング」にきているのにもかかわらず、自分が潰れているだけになってしまうってケースも少なからずあるんですよね。

■人に頼ることを考え始めた方がいいタイミングとは。

では、人に頼ることを考え始めた方がいいのはどういうタイミングかというと…

これは明快に決まっていて、自分の苦手なことが仕事の中に現れたとき、です。

私の例でお話ししますと…私自身、カウンセリングそのもの(話すことも含む)や、文章を書くこと「以外」の業務は苦手でしてね。例えば、こういうホームページなどのサイト作りとかね。どうしてもデザインとなると、美術に対しての苦手意識もあり…。ただ、それでも頼めない(頼み方もわからず、という時代でした)時期には頑張って自分でやってみました。

まぁ、やっぱり冴えない…いや、もはや気持ち悪い出来だったのは否めず笑、でした。

そこで「デザインができる方」に頼んでやってもらおうってなったんですよ。苦手ゆえ、出来が悪い上に時間もかかり過ぎているって状況でしたしね。そしたら、正直見違えるぐらいの出来でした。かかった時間も、私が自分で作っていた時間よりも明らかに短かったわけです。

こういう経験があったから、苦手なことは人に頼んだ方がいいな、と思ったわけです。

■自分のすべきことに集中できるように…

だからこそ、自分自身が「できてないな…」と思ったときに、それを責めて終わるんじゃなくて、なおかつ、自分ひとりで苦手を克服するぞと頑張り過ぎるのでもなく…

苦手だとハッキリわかっていることに関しては、人に頼ってしまって、自分のやるべきことに集中する、という感覚を大事にした方がいいと私は思っています。こうする方が、結果的に苦手に触る機会が減る=自責を呼び起こしてしまう機会も減らせるんですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました