【うつから回復】「仕事のことを考えなくていい」と言われたら劇的に良くなった話

抑うつ症対策
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こんにちは。適職発見チャンネルのキタダハルキです。それでは今日の動画に入っていきたいと思います。


抑うつ症発症と「焦り」の背景

私、もう動画で何回も言っているので、今さら説明はいらないかもしれないのですが、元抑うつ症の患者です。それも、会社に入社してからたったの半年で発症しました。その経験が、動画内で喋っている内容の根幹の一つになっています。

抑うつ症になった時、まず「とりあえず、なってしまったものは仕方ないから一度休む必要がある」という冷静な頭があった一方で、焦ったのも事実だったんですよ。

私は就職した時点で、すでに就職浪人を一回している状態でした。もしこれでクビになったら、とかね。退職を選ぶという選択肢もあったとはいえ、自分で辞めるのとクビとでは印象がだいぶ違うと思うので、その辺もあって「背筋がちょっと寒くなるな」という感じは、やはりあったんです。

やはり、焦れば焦るほど、気持ちの面で悪循環に落ちる部分がありました。


主治医の言葉と、極端な焦り

今話したのは、抑うつ症を発症してからだいたい1ヶ月以内の話になります。

私は抑うつ症を4ヶ月で治すことができたのですが、その最初の1ヶ月というのは本当にやはり不安定でした。会社から電話がかかってきたらビクビクするとか、眠れない自分自身にイライラしてモノに当たったりとか、というところもあったんです。

そういう焦りがあったのを、素直に主治医に相談しました。

「こういう風に、カーッとなったり、ワッと落ち込んだり、焦ったりというのが目まぐるしいんです。(中略)じゃあどうしたらいいですか?」と聞いたら、主治医はこう言ったんです。

「とりあえず、年内は仕事のことを考えなくてもいいんじゃないですか」

私がカウンセリングに通っていたのが当時11月ぐらいだったので、要は「1ヶ月ちょっとぐらいはもう考えなくてもいいじゃないですか」ということを言われたんです。


「考えなくていい」の納得

ここでようやく、ちょっとこう腑に落ちたというか、「仕事のことを考えなくていいんだ」と。

主治医に「考えなくていい」と言われたから、「仕事のことを考えなくていいんだ」ということをやっと納得できたんです。

これ、当たり前のことがちょっとわかっていなかったんですよね。要するに、仕事のことを考えなくてもいいというのは頭ではなんとなく理解しているけれども、実際の行動面として焦りが出てきちゃっているんです。「ああ、この先どうしよう」とか、「自分は体調が安定しないしどうするんだ」とか。

そういうのをやめよう、という話だったんですよね。

その焦りから、「仕事が見つからないのではないか」というような、やはり極端な思い込みがあったということを、主治医の方が言ってくれたさっきの言葉で、焦りから解き放たれることを納得させてくれたという感じです。

そのあたりから、少しずつ「仕事しなきゃいけない」みたいな呪縛からだんだん解けてきて、どんどん身体状況が回復していきました。

今では、結局普通に仕事をするというより、抑うつ症になったからこそ、こういう仕事ができているという側面がかなり大きいので、それこそカウンセラーになれたこと自体が抑うつ症のおかげだ、ぐらいの気持ちになったんですよね。


急激な回復を諦める重要性

抑うつ症のような心の病は、急激に良くなるということはなかなかありません。だから、そういう意味でも焦りは禁物なんですよね。

特に、急激に良くなろうとするというのが焦りにつながるので、それを諦めました。

「仕事のことを考えなくていいんじゃないですか」と言われて、素直に諦めて、だんだんだんだんその力(りき)んで何とか早く回復しようみたいなのをするのをやめたら、良くなっていきました。

力みが取れて楽になって何をしたかというと、好きなことを素直にするという形でした。結局のところ、病気であることを意識する時間が長いと焦り始めるんですよね。「良くならないと」ってなるんで。

でも、病気であることとかを別に忘れていれば、良くなろうとかっていうことすら考えないわけですよ。良くなろうとも考えないし、「こんなペースでいいのかな」とも考えない。

なので、まずは自分自身の体のペースを尊重するということ。自分が「考える余裕がないな」と思ったら、そのように行動したらいいんです。「余裕がないです」ということを認めてしまう。それを「自分が余裕を取り戻さなきゃ」とかっていう話じゃなくて、とにかく自分が今思っていることに正直に一回行動してみるということ。これはすごく大事な処置だと思います。


まとめ:仕事より身体!これは鉄則。

結論に入りますが、自分の体を大事に考えていけば、結果的にダウンしてしまっている状態が短く済みます。

私自身、抑うつ症で動けなくなっている時間を何年も引っ張らずに済んだのは、いさぎよく、抑うつ症を発症した最初の1ヶ月の段階で、「すぐ良くなるのを諦める」きっかけを主治医の先生がくれたからというのがかなり大きいと思っています。

また、これ補足のエピソードになるのですが、一人で仕事をするようになってから5年ぐらい経った時に、尿路結石を急に発症したことがありました。この時、短期間での入院で済みました。(実は2回やっているのですが、3日間と10日間などで、しかも手術はせずに済みました。)

この時にお腹が痛いというのを全くもって我慢したりはしなかったんですよね。すぐに対処をしようというふうに動けたから、症状が進みすぎているとか何もなくて、治る体の状態、つまり症状が起きたところ以外に何か大きな問題があって複合的に体調が悪くなったとかがなかったんです。

結局、予定よりも退院時間とかを短くできました。

そういうこともあったので、やはり仕事を優先してばかりじゃなかったのが、最終的にその後で体調を崩した時にも効いてきたなというふうにすごく感じています。

ぜひとも、仕事をもちろん優先しなきゃいけない時というのはあるとは思うんですけど、いつもいつも仕事仕事仕事、となるんじゃなくて、特に何か自覚的に体調面が何か今一つだなとか、あるいはそこまで言ってなくても「何かボーッとする時間が多い気がするな」と思うのであれば、体調を優先するという考え方をインストールしておいた方が、私としては無難だと思いますし、結果的に仕事もその方ができるはずです。

ぜひ一度、自分のことを見直す時間を作っていただけたらと思います。

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