ウツによる転職を繰り返さないために、私はこう考えました。

仕事のお悩み
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「繰り返す」のは、原因があります。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

ウツによる転職を繰り返さないために。自分自身との向き合い方についてお話ししました。

■抑うつ状態になって就職1年未満で退職はしたけれど。

私自身の話をすると…

抑うつ状態になって就職1年未満で退職はしたけれど、退職自体はこの1回だけで止められた。

という感じ。

で、これを達成できた要因として大きかったのが…休職していた時に、自分の職場についてのアレコレを考えたことだと思っています。

■自分に「合わないこと」を素直に考えた結果…

その「アレコレ」っていうのは…

例えば、怒られたのがイヤやったな、とか、仕事内容が自分に合ってないなとか…でも、同期との関わり自体は楽しかったなとか、仕事内容も合ってないとこばかりじゃなくて、合ってるところもあったな…とかね。そういうとりとめのないものではありましたが、素直に考えてみたんですよ。

その結論として出てしまったのが…「私は、人のいうことを聞いて仕事をする」ってのがダメ、向いていない、ということだったんですよ。

思い返せば、会社員時代に限らず…学生時代のバンド活動なんて誰に言われるでもなく、でしたし、勉強だって「やる気がそもそもあった(得意)なものはできた、そうじゃない(苦手)ものはダメダメだった」という結果がすでに出てはいたんですよね。

結局、会社でも「苦手な仕事」をなんとかしようとしたときに、その苦手の度合いがやっぱり高すぎたんですよね。やる気はあっても、結果が出ないうちにやっぱりしぼんでしまうわけですよ。で、そのしぼんだ姿しか周囲には伝わらないわけですから評価なんてされるわけもなく…。

このように私自身を振り返った結果、適性に疑義が残るような結論が出ているのに、もっぺん会社員やるんか?って思うとどうしても気持ちが前に進まなかったわけです。

そこで私は、ひとまず「違う方向性」にはなると思って、なり方とか全然知らなかったけれどカウンセリングの方法を学ぶ、というルートへ行ったわけです。その結果、ひとまずその学び始めた年の年末にカウンセラーとしての初収入もありつつ、現在にも繋がっている、ということなんですよね。

■調子が悪くなった原因を「素直に」見つめる。

ここで言いたいのは別に「会社をやめろ」って話ではなく…

ウツ、ないし心身の調子が悪くなった原因について、いったん冷静に、真っすぐ見てみようや、ということなんですよ。

私の場合はその原因が「指示されて仕事をする」ことに大きなウェイトがあった。だから、会社員では難しい、という結論に達したわけです。その通りに行動した結果、退職を繰り返さずに済んでいる側面は大きいわけです。

だからこそ、ウツなどに起因して会社を何回も辞めてしまうような状況になっているのであれば…自分自身が内心、やだなと思っていることについて真っすぐ見つめてみる必要がある、と私は思うんです。特に、退職回数はかさめばかさむほどリスク。無限に「職場ガチャ」を引くわけにもいかないんですよね。

■世間体、とかも一回置いておこう。

ですので、まずは一回…自分の中で内心「よくないことがわかっているのに、目を逸らしてしまっている」ような事象があれば、それをまず一回止めてみることが大事。

また、ここが大きなポイントでもありますが…その目を逸らしていることが世間体を過度に気にして、という場合は、それもいったん置いとくということ。やっぱり、ここを気にしたまんまだと本質的な部分が変わらない、ってなってしまいがちなんでね。

とはいえ、いきなり素直に行動するのも難しい、というのはありますので、せめて一度「考えてみる」。ここからはじめてみるのがいいんじゃないかと思います。

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