よく言われる「仕事は3年は続けろ」って守るべき?

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続けた方が、分かることもあるけれど…。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

巷でよく言われている「仕事は最低、3年続けないと」ってヤツ。これに関してどう思うかって話をしてみました。

※転職をしたい方向けの内容です。

■3年働かないとわかんないのも事実、だけど…。

巷、というだけでなく…私自身も新卒採用ぐらいの時期に、今回のテーマである「3年働きや」ってこと、言われたことあるんですよね。それぐらい働かないとわかんないよってね。

これ自体は、私自身も間違ってないと思います。

確かに、1年目でやれる仕事ってどうあがいても限定的だと思いますし、2年目もノリとしてはその延長上にあって、そう劇的に変わるわけではありません。って感じでした。私自身のおぼろげな記憶をたどると。※私は1年目の途中で退職しましたが、2年目にだいたいどうなるのか、ってことを説明は受けていました。

だからこそ、3年はやっていかないとなかなか全体像が見えてこない、ってのも、まぁそうなんやろう、という感覚はあります。

ただ、実際の私がどんな感じだったかというと…先述の通り、会社員は1年やってません。それどころか、半年で体調を崩し、休職期間が3か月あったので、半年間しか働いてないというのが実態です。

それでも、結局いま、こういう風にカウンセラーとしてお話しできているということは、転職をした結果、続けられる仕事に出会えたという証明でもあります。

■「つまらないのスパイラル」が、3年も続いていいのか。

ということもありますんで、正直私としては3年働くということにはこだわらなくていいと思っています。

もちろん、一時的な気の迷いで…たとえば、今日怒られたのがいやだったから会社辞める!とか、そういうのはどうかと思いますけどね。実際問題、私もカウンセラーになってからイヤなことがなかったわけではないのでね。

ただ、やっぱり一回イヤな出来事があった中で、その一回が「深く」残ってしまったり、なかなかおもしろさを見いだせない時間が続くってのは「合っていない」可能性も少なからずあるとは思います。

たとえば、自分が興味のあることについて思い起こしていただけたらわかりやすいと思いますが、すぐにいいアイデアが出てきたり、おもしろくてどんどんやりたい!ってなってくると思うんです。でも、向いてない仕事はなかなかそうはならない。これもまた、事実としてありますよね。もちろん、その結果、仕事ができない時間も長く続いてしまう…という感じで「つまらないのスパイラル」に入ってしまうんです。

つまるところ、この「つまらないのスパイラル」が3年続いていいのか?1年で済んだら良くないか?って気持ちには、目を背けられないと私は思うんですよね。

■会社を辞めると、自分で頑張ろうって気持ちが目を覚ます。

そう考えると、3年は働かないと…って考え方は、本当はやれるセンスが備わっているのに、一時的な気の迷いで辞めちゃうことがよくない、って感じであって、それこそ私のように「体調を明らかに崩してしまった」とか、いくら1年目であったとしても「おもしろさを一切見いだせず、ずーっと楽しくない」という状況であれば、正直私としては転職を考えるのもアリだと思います。

実際問題、辞めた後のことも、なんだかんだ、なんとかしなきゃ!って気持ちが備わってくるもんなんですよ。あくまで私自身の体感ではありますがね。

カウンセリングでは、もちろん退職の相談も受けていますが、実際に「辞めた後、むしろ悪くなった」という例は聞いたことないです。合ってない環境から変わって、活き活きした報告をいただいています(その新しい環境で、前向きな形で改めてどうするかという相談を承ることはあります)。辞めるといわゆる「後ろ盾」のようなものがなくなるから、自分で立たなきゃって気持ちが強くなるんですよね。この感覚が大事。

ですので、3年でどうこうということにはこだわらずに、このまま続けていてもどうなんだろう?と思うのか、1日の気の迷いに過ぎなかったのか、とかという点を考えていけば、後悔しない道に入っていけると思います。

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