カウンセリングが必要なのはどんな時か、私の考えをお話しました。

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受けたい時が、受け時。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

よく聞かれる質問として「カウンセリングって、どういうときに受けたらいいの?」ってのがありますんで、私の考えをお話ししました。

■カウンセリングが必要な人、とは。

結論からお話しすると…

カウンセリングが必要な人は、カウンセリングが必要だと「思った」タイミングの人、です。

正直、これがすべて、と言っても過言ではないんですよね。

とはいえ、これだけじゃさすがにアレなんで、もう少し詳しい話もしていきたいと思います…。

■カウンセリングを受けるのに「躊躇」は要らない。

まず大切にしてほしいのが…

「こんなのでカウンセリング受けてもいいのかな?」といった躊躇はいらない、ってことです。

私は、卵かけご飯が食べモノに見えないといった抑うつ症に類する症状が出てきたのをきっかけに、飛び込みで精神科のカウンセリングを初めて受けたんです。このときの体験を振り返ると…精神的な「病名のつく」状態でいうと、抑うつ症っていう、いわば「うつ病」よりは軽い状態でカウンセリングを受けることができたのは幸運だと思いました。

ただ、その一方で、当然ながら精神的な病を発症する前に受けられた方がよかったよね、ともやっぱり思うんです。「こんなのでカウンセリング受けてもいいのかな?」ってのは、東洋医学とかで言われる「未病」の段階に当たると私は思うんです。つまるところ、重大な状況になる前に防ぐことも可能なんじゃないか、と。

■大したことない、と思っていた悩みがあとで大きくなるケースも。

実際のところ、大したことない、と思っていた悩みがあとになって大きくなってきたってケースはよくあります。

私の場合だと、それが「上司と仲が悪い、合わない」っていうものだったわけです。

この悩みだけを抽出すると、まぁよくあるというか…ここで悩んだことがない会社員はいないんじゃないか、と思うぐらいありふれていますよね。で、社会人の先輩から聞かされていたのは「いろんなひとおるから云々かんぬん」。もちろん、このことは間違っているとは今も思っていません。気に入らん人はまぁ、どこに行ったっていると思います。

ただ、このことで「悩む」のを些末なこと、とするのは違うと私は思うんです。ここで一度流してしまった結果が、私の場合は抑うつ症に繋がってしまったから。結局のところ、そういう悩みを放置せずに、誰かに吐き出して楽になる、という動作があれば、上司との関係性も違ったものになっていたんじゃないかとも思うわけです。

これも体験上の話ですけど…ストレスが累積した状態で上司と話すのと、自分や上司が機嫌がいい時に話すのとではぜんぜん体感が違ったことも思い出したんです。音楽などの趣味の話で盛り上がったこともありました。補足的にお話しすると、私と合わなかった上司も精神的な病を抱えている方だったんです。というのもあって、結局しんどいときは「不安定同士」の絡みになっちゃって、どんどん気分が落ちていって病気になってしまったという流れなんです。

■悩むことを、自分に許可しよう。

ここでもし、相談っていう流れを取ることができていれば…自分の悩みは大したことないわけじゃなくて、悩んでもいいことだったんだ、って思えたはずなんですよね。この「悩んでいいんだ」という思いが出るだけでも、悩みの質は大きく変わってきます。

悩むことを自分に許可できると、これはイヤだ、ときちんと感じることができる状態になるわけです。この感じる力が重要で、これを失ったりしないためにも自分がイヤだなと思ったこととか、悩んだことを否定せずに相談するってことは何も悪いことじゃないし、相談したいと思ったら相談していいよ、ってことです。

…ということですので、当サイトのカウンセリングページも、お気軽にまず覗いていただけたらと思います。

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