ラクしていいよって言われるけど、どこまでラクしていいか分からない。

心のモヤモヤ解消
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どこまででも、ラクしていいです。

※今回文章にした『適職発見チャンネル』の動画はこちら。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

「もっとラクしていい!」ってアドバイスを見かけるけれど、正直、どこまでやっていいの…?と思ってしまって、結局怖くてラクできない…という方向けに、どんな考え方をしていけばいいのかお話ししました。

■どこまででも、ラクしていい。その理由。

いきなり結論からですが…

私は「どこまででも」ラクしていい、という風に答えることが多いです。

そもそも、この「ラクしていいかどうか」の質問をしてくださる方は、十中八九「現状で頑張り過ぎ」の方なんですよね。少なくとも、私の経験上ではそういう認識です。

で、ラクすることっていうのをどういうものだと思っているか?って質問をしてみると…寝る、とか?会社を休む、とか?ぐらいのところでストップするんですよね。当然ですが、こういう行動は「妥当な行動であって、極端に怠惰なわけがない」んです。

だから、そんなの全然OKですから、今すぐラクしてください、って話になるんですよね。思いつくラインで試してみるのは十分にアリだと思います。

■ラクになろうとすれば、握りしめているものから手を離せる。

ラクになろうとすることで、ひとつ、大きいと思うのは…

握りしめているものから一回手を離すことができるんですよ。

この握りしめているものの中身は、ざっくり言うと「自分がしなきゃいけないと思い込んでいること」だったりします。もちろん、私的な内容であればそれはご自身で、という話になりますが、仕事の場合はどうでしょう。

むしろ、自分にしかできない、と思って握りしめていることって「リスク」だったりするんです。

もし体調を崩したら?すべての業務が止まる…?

それは、健全な状態とは言えませんよね。

具体例として…当カウンセリングに来ていただいた方の中に、職場のリーダー格を務めている方がいました。

そのお悩み内容が、自分が仕事を抱えていて忙しくてしんどい、休めないというものだったんです。そこで私はシンプルに、仕事を部下に振ってください、経験なくてもいいので。という案を出してみました。

すると、その方は休めるようになって、なおかつ部下が別に問題なく仕事をこなしてくれたことで結局職場の業績もUP…と、いいことづくめだったわけです。

■ラクしようとするからこそ、続けられる。

また、私自身も…書き仕事自体は自分自身がやっているものの、メルマガを「配信する」こと自体はシステムに原稿を突っ込んで…という外注をしていますしね。さすがに手作業ですべてのメルマガを送信するのは無理があるんです。

私のメルマガは創刊してから2000号が見えてきたんですが…

これも、ラクをしようと思ってきたからこそ、続けられているのも大きいです。どういうラクかっていうと…テーマごとに5分割してウィークデーに配信する、という手法をとること。こうすれば、新しいネタを考えるための「猶予」が出来るんです。だからこそ、続けられるというか。

特に、私のように筆力そのものは平凡だったりすると、毎日毎日、原稿を書くときに格闘していたら身が持たないんです。イヤになってしまうから、やめてしまうわけです。

実際問題として、私自身、メルマガ2000号に到達するまでに数か月規模の休載や、廃刊を考えた時期もありました。このときは「ウケなきゃいけない」って気持ちに縛られて自分で勝手にプレッシャーに負けているような状態だったわけです。リアクションが気になり過ぎてしまってね。身を削ってるもんだから、リターンがないとガクッときちゃう…という状況でもありました。

■ラク=手を抜くではなく…

今回の動画でお話ししている「ラクをしよう」ってのは、手を抜けって話とは少し違って。丁寧にできる範囲をキープしよう、って意味に近いです。

で、この丁寧さ自体は、グータラしているぐらいの感じの方が出せるんですよ。少なくとも、肉体を誰かに鞭うたれているような状態では出ない。それこそ、今まで頑張り過ぎていた方であれば「グータラ」でちょうどいい塩梅になると思っています。

基本的な姿勢としては…自分自身が必ずしもやらないでいい仕事に関してはなるべくやらない方向で考える、というように「仕事から手を離す」「自分にしかできないことをメインに」据えるのが重要です。

■人からの頼まれごとに埋もれずに。

人からの頼まれごとばかりをこなしていると自分がしんどくなってしまうし、見失ってしまうんですよね。特に、どこまでラクしていいのかな…?って発想になるときは、他者の目線が少し気になり過ぎている、と私は思っています。

こういうときは、まず自分自身のやりたいことから思い浮かべて、他者の優先順位を下げる。その上で、思い浮かべた中から、なにかひとつでもいいから自分のやりたいことを実現する。

こうすることで、自分自身がラクになると思いますし、やりたいことも実現できるんじゃないかと思います。

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