嫌なことを、受け止めてみた上で、どうするか。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
仕事を辞めたい…となったタイミングでついこないだ「踏みとどまった」ので、その話を題材にして見直しのポイントをお話ししました。
■考え方が合わないなら無理して見なくていいのに…。
私、カウンセリング以外にもやっている仕事が複数ありまして。で、その仕事のうちのひとつに先日、結構な長文のクレームが入りましてね。ちなみに言うと、面識のある方のクレームです。
で、推察するに、なんですけども…私の書いているコンテンツの内容が「合わなく」なってきて、その結果交流がなく…という状態が1年以上は続いたのちの、今回のクレームだったわけです。
そこで正直感じたのは…「いやいや、考え方合わへんのやったら無理して見なくていいのに…」ということ。自信を持って言えますが…内容としては厳しかったとは思いますけど、批判対象になった方が見てしまったとしてもいい、そこの責任は受け止めると思って、私はコンテンツを作成しています。それなのに…イライラ…って気持ちにはなりました。
■辞める寸前まで傾いた気持ちが…
そういうこともあって、このタイミングでの「萎え」度合いはかなりのもので、仕事辞める気満々、ぐらいまで気持ちが傾いていました。
実際、このコメントの話だけではなく、昨今の時勢で広告収入の低下、加えてコンテンツ作成時間もそこそこかかる、ということもあり、労働量に収入が見合っていないのも明らかではありました。
で、そんなモヤモヤをしていた中、翌日もコンテンツを更新したところ、そのクレーム主からコメントがありまして。謝罪していただけたんですよね。※おそらく、これは自分の負の気持ちに向き合ったから、みたいなスピリチュアル側面っぽいヤツもあると思いますが、それはまた別の機会に…
その謝罪をもって、かなり気持ちが晴れたんですよね。我ながら単純です。
結局、10年近く保持してきたコンテンツ。簡単に捨てるのはもちろんもったいないし、何よりそのクレームをつけた方だけがうちのコンテンツを見ているわけでもないですし。
■相手のクレームを「受け止め過ぎなかった」のが大きかった。
こういう経緯で、結局私は「辞めない」という結論に達したんですが…
ここでポイントになったのは…私自身が「相手方のクレームを受け止め過ぎなかった」ことが大きかったと思っています。
クレームのコメント自体は長文でしたが、整然とした文章での指摘で、別に誹謗中傷されたわけではないんですよね。でも、内容自体は完全に私とは意見が合わないし、わざわざ言いに来たのはなぜなのか?としか思えない面もあったので受容するわけにはいかず。
ということで…あなたが正しいです、ただ私はこういう意見なのでご容赦ください、というような返信をしたんですよね。この結果、相手方にも受け入れてもらえて…という流れで謝罪してもらえた、はずなんですよね。前向きな長文のコメントとともにね。
■マイナスを吐き出しても乗り切れたなら、その仕事は続けていい。
今回のポイントとしては…
自分自身のマイナスな気持ちを吐き出しても乗り切れたのであれば、その仕事は続けてもいいんじゃないか?ということ。注)もしも、件のコメントの後追いでさらに非難されたら、今度こそ本当にやめようと思っていました。
大事なのは、イヤなこと自体はあったんだ、とまず受け止めることなんですよね。これをごまかしちゃいけないんですよ。テクニックで流したりしても、心がモヤモヤしたまんま…ってのはやっぱりありますからね。このモヤモヤがまた次のクレームを引き起こすきっかけになってしまう…ってサイクルになると悪循環から抜け出せないんです。
ですので、イヤなことが起こったら、まずはその気持ちを受け止めて、その気持ちに合った返し方をする。そのうえで納得のいく結果になったか否か、っていうので身の振り方を考える。
こういう考え方でいけば、続けるにせよ、辞めるにせよ、後悔しにくいんじゃないかと思います。
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