価値観って、実はグレーでもいい。

心のモヤモヤ解消
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価値観はグレーくらいの方が、人間関係がスムーズにいきます。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

価値観って、ハッキリしていた方がいいと思われがちだと思うんですが…実際は…

ではでは、本編に入っていきたいと思います。

■グレーゾーンとはなにか?

まず、タイトルにもあります「グレーゾーン」とはなにか?って話から始めていきます。

あくまで私自身の定義ですが…いろいろな価値観が混ざっている状態のことのたとえ、としています。要はいろんな色(価値観)が混ざったらグレーになるよね、って感覚です。

■グレーゾーンをなぜ「勧める」か。

では、なぜその「グレーゾーン」を勧めるか、って話になったかというと…

どうしても、社会人になると「単一の価値観」の環境で過ごしがちになるからなんです。

例えば会社。その会社にはそれなりの一貫した価値観があって…。それこそ休みの日に過ごすサークル的なものにも、そこの価値観があって、みたいにね。こういう感じで、接する価値観の数が少なくなりがちなんですよ。学生時代(特に義務教育時代。いろんな人がいる、って感覚はあったはずです)と違ってね。

当然のことではありますけど、その「自分がやっていくための」価値観をベースにする、ってことを対応の一環として行うことになるじゃないですか。すると、そこの価値観しか見えなくなりがちになるんですよね。こうなるとどんどん「偏って」いくんですよね。その環境で許される振る舞いばかりを重視してしまう感じでね。あるいは、そこでの価値観に合わないものを見つけたら排除したくなる、とかね。

こういうのを繰り返した結果、良くも悪くも「ハッキリ」していくんですよね。

■はっきりした考え方、ゆえに…

もちろん、良くも悪くも、と表現した通り「良い点」もあります。価値観がはっきりしているのはわかりやすいですしね。

ただ、その分「許せない価値観の数」もどうしても増えてくるんですよね。ハッキリしてる分。こうなってしまうと、住める世界がどんどん狭くなっていってしまうんです。

こういうのを防ぐために、自分の価値観に関しては、いろいろな意見を見つつ、やたらとハッキリした色にしない方がいいよね、って私は思うのです。いいとこどりをしながら、受け入れていくというか。

■なんでもかんでも受け入れろ、という意味ではなく…

ただ、この受け入れの過程には注意点があって。

グレーゾーンにしていく過程の中で、なんでもかんでも受け入れてしまって、なにもかもを許してしまうって人も見かけるんですよね。

これは私、違うと思っていて。

それこそ、犯罪的なこととか、社会的に許されにくいことってやっぱりあるし、そういうのまでなんでもかんでも許すのはやはり無理があるんですよね。許すことで生きにくくなることに繋がってしまっては本末転倒なんでね。

だから、補強する考え方じゃないですが…自分自身の「枠」は黒線できっちりとしておいた方がいいよ、ということもお伝えしています。

具体的に言うと…自分自身が価値観を外から受け入れたりはするけど、これは違うよね、と思ったことに関してはそれは遠慮しておきます、って姿勢は持っておく、という感じです。こうしておけば、いろいろな価値観はあると思いつつも、受け入れ過ぎで芯がない人間(何を考えてるかわからない人)になることを防いでいけるんですよね。

この過程があれば、多様性を受け入れつつも、私自身はこう考えています、と伝えられるんですよね。

■まとめ:ぶつかる前に、避けられれば…

これが、私自身の思う「グレーゾーンのすすめ」です。

この感覚があれば、いろいろな考えがあることは理解しつつも、自分自身の考え方はハッキリさせることができる…言い換えると「八方美人」みたいな考え方にならずに済む、ってことです。

こうしておけば、多様な価値観が受け入れやすくなる分「ムダな衝突」もしなくて済む…というか、ぶつかる前に避けられる、とも言えますね。

自分自身が気持ちのいい人間関係をキープしつつ、何を考えているのかも無理なくちゃんと相手に伝えられる…って状態を作るために大切な考え方だと私は思います。

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