「辞める勇気」が運を連れてくる。停滞した環境を変えた瞬間に人生が好転し始めた話

適職カウンセリング
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こんにちは、適職発見チャンネルのキタダハルキです。 本日お話しするテーマは「『3ヶ月で辞めたい』は甘えか?」について。

良い大学を出て、上司に罵倒され続けた私が、1年未満の離職リスクをどう突破したのか。実体験をもとにお話ししていきたいと思います。

今回も視聴者さんからいただいた切実なお悩みを元にしています。 「社会人1年目、3ヶ月で辞めたくなったけれど、自分の能力不足のせいだと思うと悔しくて動けない。どうしたらいいですか?」という内容です。

実はこれは珍しい悩みではありません。

  • 頑張っているのに空回りしてしまう
  • 「指導」という名の人格否定で自信を失っている
  • 過去の努力(学歴やキャリア)が邪魔をして、逃げる決断ができない

真面目すぎるがゆえに袋小路に入ってしまったすべての方に共通する課題です。私自身もかつて同じ状況に陥っていました。今日は、1年未満で辞めるリスクをどう捉え、どう乗り越えていくべきかをお伝えします。

1. 1年未満の離職リスクをどう捉えるか

まず気になるのが「職歴の傷への恐怖」ですよね。 私自身は、就職浪人をしていた時点ですでに職歴に傷がついていました。そこにプラスして「1年以内に会社を辞める」という大きな傷をさらにつけて、果たして次があるのか……。それは正直、当時は怖かったです。

体調が悪くなっても6ヶ月まで踏ん張ったのは、その「2つ目の傷」がつくのを嫌がったからです。

しかし結論から言うと、1年未満で辞めた決断は確実にプラスでした。 私の場合、そもそも好きで入った会社ではなかったことも大きいですが、上司との関係も悪く、同期の中でも仕事ができない方でした。「これなら、さっさと違う道に行った方が、いい未来に行ける可能性が高い」と肌で感じたんです。

2. プライドと「サンクコスト」の正体

次に「プライドとサンクコスト」について。 サンクコスト(埋没費用)とは、自分が費やしてきた時間や努力が邪魔をして、状況が悪くなっても捨てられない現象のことです。

相談者さんと同じく、私も「親や周囲に申し訳ない」「ここまで積み上げた自分を否定したくない」というプライドがありました。しかし、病気になった時点で、その看板を下ろさざるを得なくなったんです。

周囲の期待を裏切りたくない。その一心で抱えていたものを捨ててみた結果…… 正直、何も残らなかった。それが答えでした。

いざ捨ててみると、会社名で勝負していたわけではなく、自分自身の名前でどう動くかを考えた時の方が「自分で責任を取ればいいんだ」と思えて、気分が楽になりました。 意外だったのは、「会社員の仕事もできないのに、自分の看板で仕事なんてできるか」と思っていましたが、実際は自分を前に出した方が、外圧に左右されず圧倒的に楽だったこと。

結果的に、後に自分の名前で仕事をするようになった際、かつて勉強して入った大学の経歴などが「しっかり勉強してきた人なんだね」と信頼に繋がることもありました。努力は形を変えて返ってきます。だから、今の「看板」に執着しすぎる必要はありません。

3. 「石の上にも三年」をどう見限るか

よく言われる「石の上にも三年」をどう見限ったか。 私は**「自責の念をゼロにせず、多責を100にしない」**というバランスが大事だと考えています。

「自分が至らないせいだ」という自責の念を完全に捨てるのは良くありません。会社員である以上、仕事ができないことは事実として受け止める必要があります。 ただ、「だからといって、この環境(上司)はおかしくないか?」という視点まで見失ってはいけません。

私の場合、上司自身もすでに余裕がなく、状況が悪かった。これ以上一緒にいたら二人で沈んでしまう。だから「逃げ」ではなく、共倒れを防ぐための「決断」として辞めました。

世間からどう見られるかはコントロールできません。私も当時、大学の先輩から「そんなに早く辞めるのか」と言われました。でも、自分の人生に希望が見いだせない環境に居続けるより、自分が納得できる方向へ舵を切る方が、未来に希望が持てると判断したんです。

逃げではなく、未来のための「納得」を

毎日泣きたくなるほど辛い時、渦中にいる間は感情のコントロールも、先を見ることも難しいと思います。 ただ、限界を感じている問題を先送りにしても、問題が大きくなるだけです。

私も「嫌だな」と思い始めてから3ヶ月先送りした結果、明確に病気になりました。そこまでいってようやく「プライドを守っている場合じゃない」と気づけたんです。

私は会社を辞めて個人でビジネスを始めましたが、これが順調なのは運が良かった部分も多分にあるでしょう。でも、あの環境にいたままで、この運が巡ってきたとは到底思えません。

周りがどう思うかよりも、**「自分自身が納得できるか」**を重視してください。 自分自身の納得感を基準に身の振り方を考えれば、これからの人生に必ず希望を見出していけるはずです。


次の一歩として、まずは今の環境で「何が自分の自責で、何が環境のせい(多責)か」を紙に書き出して、客観的に分けてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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