カウンセリング技法から手を放したら、むしろコミュニケーションがうまくいきました。

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カウンセリング技術よりも、大事なことがあります。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。

今回のお話は、カウンセリング技術を学んでから、どうやって人とうまくやっていけるようになったのか、という内容です。サムネの内容とも繋がってきます…。

■カウンセリング技術から、手を離してから…

結論から先に言うと…

カウンセリング、ってくくりで学んできたものから手を離してから、うまくいきはじめたんですよね。

なんでこんな結論に達したかというと…それは、カウンセリングを私自身が学んでいた時期に疑問に思ったことにルーツがありまして。

私の場合は、10年ほど前に縁があって勉強させていただける形になったんですが…そのときに、結構早い段階で違和感を感じはじめましてね。その違和感っていうのが…カウンセリングを実際に見学している際に、どうも「自然ではない方向へ」話を持っていこうとしているように聞こえたというか。別のいい方をすると「カウンセリングの技術を使うために、そうなるように話を持っていこうとしている」ように聞こえたって感じ。

もちろん、こんな話の聞き方をされたら相談した側としては納得がいかないのは必然で。こういうケースを何度も何度も見てきたわけです。その場に限らず、別の機会でもね。なんなら、私自身の相談サービスになんで来てくれたんですか?とクライアントさんに訊けば、「別のところで出された結論で釈然としなかった、納得がいかなかった」という答えが返ってきたことは一度や二度ではありません。

■相談を受けたときに、私が伝えること。

じゃあ、私自身は相談を受けた際に何を伝えているのかというと…

結局のところ、思ったことを素直に伝えている、というだけなんですよ。

もちろん、言い方自体は考えます。が、その「思ったこと」から本質をブラしてしまったり、話の流れから大きく逸脱したようなことを言ってみたりとか、そういうことはしない、という感じですね。

その結果、仮にカウンセリングの技術らしきものとバッティングしたとしても、話の流れを無理に変えたりせずに、相手から流れてくる情報をそのまま受け取って、そのまま返すという形で…無理のない話の聴き方をしていれば、話って自然に通じるんだ、ということに気づけた、ということなんですよね。

■技術をやたらと使わなくなったときに…

実は、無理に自分の意見をぶつけたり…っていう状況は、知識を蓄えてからの方がむしろ起きやすかったりします。自分の知識の方が正しいんだからこうしろ!みたいな態度が出てしまうと、それを聞く側は心を閉ざしてしまうんですよね。

それよりも、相手が持っている現実をそのまままずは聴いて、その上で「質問をされたら」もちろんそれには答える、ってぐらいのバランスでちょうどいいんですよね。

こういう風にしていけば、話を聴いている中で意味のない衝突やケンカになったり…といったケースはどんどん減っていくと思います。で、この衝突が減っていけば、結局自分の心が落ち着いて、その状態がデフォルトになって、そうすれば人とどんどん接しても、穏やかな気持ちのままで居やすくなる…というサイクルに入って、人間関係が安定してうまくいき出した。

言い換えると、やたらと技術を使ったりしなくなったときに、むしろうまくいくようになる。そういうことなんじゃないか、と私は思うんですよね。

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