間違っているかとか、どうでもいいんです。
こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」アップしました。
カウンセリングでよく耳にする「1対1の会話が、詰まってしまう…」って悩みについて、お話ししてみました。
私自身は、実は団体の中にポーンとほり込まれて話す(例:なんたら交流会、みたいなヤツとか)のは苦手なんですが、1対1であれば結構話すのは好きです。まぁ、そうじゃないとカウンセリングはなかなかできないですよね…笑。
で、これはなんでなんやろう?ってのを考えてみたんです。
■しゃべる際に「意識するのをやめた」こと。
私は、しゃべる際に意識するのを「やめた」ことがひとつありまして。
それは、自分の話していることが「正しいかどうか」ってこと。これはいったんおいといて話すようにしたんですよね。これが話すコツとして結構大事だと思います。
なんで置いとくのかっていうと…正しいかどうかを頭の中でジャッジするのはものすごく時間がかかるんです。もしかしたら正しくないかもとか、あれこれたくさん考えてしまうと、そのことでフリーズしてしまう…この結果、黙っちゃうってかんじになるんですよね。
でも、この「黙っちゃうまでの一連の頭で行われている流れ」って、相手には見えてこないんです。その結果、なんかフリーズしちゃった…っていう「目の前に見えていること」だけなんですよね。
すると、この人話してて楽しくないのかな、とか、気分が乗ってないのかな、とかそういうことを相手も思うようになって、機嫌を損ねないように…みたいにガードするようになるから、会話が弾んでいかないんですよね。
■「正しくない」ことが会話の中で出てきたときの対処について。
一方、話している中で「情報として正しくない(正確じゃない)こと」って、出てきます。例えば話している相手から「○○じゃなくて△△です」というようなことを言われたり、ってシチュエーションとか。
ただ、これも「正しいと思ってしゃべっていなければ」相手の言い分をスッと受け入れて軌道修正していけばいいだけ、なんですよね。正しいと思ってしゃべっていると、そのせいで「間違えた!やっちゃった!」感を呼び起こしてしまうから、これもフリーズの原因になるんですよね。まぁ、これは日本の正解をむやみに追いかける教育の影響でもあるんかなと思いますがね。
■まとめ:正しいかどうかというより、思ったことを話すというイメージ。
まとめていくと…
「正しい」ことって、ほぼほぼないと思っていた方がいい。そのうえで、自分自身は「○○という風に思った」という前提で話す。
これを徹底するぐらいでちょうどいいんかなと思います。
知識が正しいかどうか、じゃなくて、思ったことを思ったように話す、という感じでね。間違っていると言われたとしても「正しいと思って話しているわけじゃない」のだから、スッと直していく。
※動画内ではお話ししていませんが、正しいと思ったときにフリーズする方がまだマシかもしれませんね。最悪なのは正しさ同士が衝突して「ケンカ」になること。こうなったら目も当てられない…。
シンプルですが、正しいかどうかを意識しすぎないだけでもだいぶ楽になると思いますし、一度試してみてくださいね。
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