人にどう思われるか気になって行動できない。この悩みを解消します。

やりたいことを見つける
この記事は約6分で読めます。

正解を追いかけるのではなく…。

こんばんは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」更新しました。

人からどう思われるかが気になって、なかなか行動を起こしきれない…というお悩みについて、どうしたら解決に向かっていくか、お話ししてみました。

■人からどう思われるかは「気になる」。

私自身のことをお話しすると…正直、人からどう思われるかってことはそこそこ気になります。だから、YouTubeもいわゆるユーチューバーのようなノリではできないです。

ただ、カウンセリング業を始めた当初はセミナーの開催もやっていたんで、その延長上で動画でお話しすることはできる…というような感じです。セミナーに関して言えば、準備の手間は動画の比じゃないです。話すことの流れぐらいは決めておかないといけないし(場合によってはきっちり台本書いて、というのも必要)、場所も抑えて、募集もかけて、もちろん当日も神経使って…という感じになるので、終わったらクタクタだったのは正直なところです。

■苦手なことが、一応ながらできるようになった理由。

では、なんでその苦手なことが、一応ながらできるようになったか、というと…

必要だったうえに、その方法しか知らなかったから。

そもそも、私がこの仕事を始めたころはYouTube自体も黎明期で、動いている姿を見せようと思ったら「なんらかの形で会ってもらう」しかなかったわけです。動画では話し漏れていますが、お茶会とかも手段としてはあったんですが、こっちはもっと苦手だったので、セミナーの方ができそうで、そっちを選んだ…みたいな感じだったんですね。

だからまぁ、やるしかなかった、ということですね。

■手段をたくさん持ちすぎていると…

で、この「やるしかなかった」からできた、という私の行動の一連の流れに、行動になかなか移せない人が行動に移すためのヒントがあると思っていて。

要は、行動ができないときって手段をたくさん持ちすぎていたりする、ってことです。

私の場合は、苦手なことではあったものの「それしかなかった」から「やるしかなかった」んですよね。もちろん、他に選択肢があったらそっちと迷ったりして、私自身も行動が止まっていた可能性はまったくもって否定できません。

ただ、選択肢を持ちすぎてしまう方の中には、実際にやってみることよりも、その選択肢における不安の解消が目的化してしまう例があるんです。行動するうえでの不安を解消しようとして別の選択肢を持つ、みたいなことが積み重なって、結局どの行動も満足に起こせていない、みたいな感じでね。

すると、いざ行動しようとしたときに、タンスの中でごっちゃごちゃになった服を取り出せないようなニュアンスで、身動きが取れなくなってしまうんですよね。

これが、行動がなかなか起こせない人が持っている典型的パターンのひとつだったりします。

■頭がぐちゃぐちゃになって行動が止まってしまわないために…。

では、こういうぐっちゃぐちゃな感じになって行動が止まってしまわないためにどういうことをしていけばいいか…。

有効な手段として「正解を聞かずに、自分の思った通りにまずやってみる」という習慣をつけることが重要です。

先ほどの私のセミナーの例に話を戻すと…別に、型を習ったりしたわけじゃないんですよ。話を聴いてもらおうと思ったら、場所がいるし、資料がいるし、参加してくれる人も必要だし…ということで、それを実現するための行動を取ってみた、というだけなんですよね。

その結果、おもしろかったと言ってもらえたから、うん、これでいこうか…となったという感じなんです。もちろん、改善が必要だと思ったら、それはその都度やっていくということで、事前に足がやたらと止まっている、ということはなかったんですよね。

実際問題として、失敗をしなかったわけではありません。思いもよらぬ質問をされたりとか、抑えた会場の雰囲気がしんどい感じだったりとかもありましたしね。だけど、自分で考えてやったことをやっている、という前提のおかげで、誰かや何か(ノウハウとか)のせいにせずに済んだんですよ。これがムチャクチャ大きかった。

■他責思考を持っていると、なかなか行動できない…

行動が出来ずに投げ出してしまう要因って、やはり他責思考は非常に大きいんですよ。

個人事業主って、やっぱりやめちゃう人も多くてですね…。資金難・あの人が嫌いやから・センスがないから・できるようにならないから…みたいな感じでね。

このことを行動しない(=辞めちゃう)理由にすると、どうしても繰り返しがちになるんですよね。資金難はどうにもならないこともありますけど、もっと低コストでなんとかできないか?を考えてから、ってのはムチャクチャ大事ですし…あの人が嫌いだから、なんて理由で辞めたところでまた嫌いな人は現れうるし、センスの件だってそれ相応に経験は重ねていかないとなかなか開いてこないわけで。

私自身も、別に心理カウンセラーやってるからて聖人君子か?と言われたらそんなわけもなく、嫌いな人はもちろんいますし、煩悩だらけだと思います。でも、だから今の仕事を辞めるか?と言われても、別にそんなことはないわけで。

自分のコントロールできない外的要因で辞めるのは「言い訳」か?というようなことを聞かれることがあるんですが…

これ、言葉を選ばずに言えば「言い訳」です。

なぜなら、外的要因があろうが「やる人はやる」から。もちろん、お金などのどうにもならないこともあるにはありますが、外的要因ですぐにやめるクセがついていると「もっとローコストで出来ないか?」などの工夫をする機会も失ってしまいがちになるんですよね。

■私自身の「辞めたこと」の話。

一方で、そんな中で私の「辞めたこと」についてもお話ししますと…

会社を辞めたのは、上司との不和・病気で仕方なく辞めた、っていうことなんですが、これは建前でもあって。

本音の理由を言えば、会社で働きたくなかったから辞めた、ってのが実態なんですよね。でも、この理由で辞めるのはちょっと恥ずかしいなぁ…みたいな思いもあって、結局抑うつ症のおかげで「自然に」やめることができた…という感じなんです。病気に救われた、というかね。

…というように、外的要因ももちろん大きかったですが、本音の部分をベースにして会社を辞めたから後悔していないんですよね。それはもう、12年近く会社員をやっていないということで証明できると思います。

■行動が起こせていないのは「本音では」やりたくないからでは…?

さて、話が長くなってきたんですが…

今回言いたいのは、人にどう思われるか…とかが気になって行動に移せないというときは、もしかしたら「ホンマはやりたくないこと」なのかもしれないよ?ということを想起してほしいということです。

結局、少しうまくいくような兆しが見えていたり、どうしてもやってみたいという気持ちがあれば、まず行動を起こしている、という状態になっているはず。それがない時点で、どこかモチベーションの部分につまづきがあるかも?というのは考えてみてもいいと思うんですよね。

自分自身の本音に正直に行動すれば、周囲の目だなんだ、とならずに、自然に行動が起こせると思いますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました