こんにちは、適職発見チャンネルのキタダハルキです。 それでは今日の内容に入っていきたいと思います。
今回は「職場で怒られたとき、必要以上にダメージを受けない受け止め方」というテーマでお話ししていきます。
第1章:ダメージは知らず知らずのうちに溜まる
職場でミスをして怒られたとき、まるで自分の人格まですべて否定されたような気持ちになって、ガーンと凹んでしまう。こういうことって、よくあると思うんですよね。
私自身も、一番最初の職場で仕事をしていたときはミスがむちゃくちゃ多かったですし、「怒られては凹む」というのをずっと繰り返していました。実は、それが過去にうつ病になった原因のひとつでもあります。
今振り返ると、これがうつの一番大きな原因だったわけではないものの、じわじわじわじわ溜まっていくストレスとしては、かなり大きなものになっていたなと感じています。
そこで今回は、そのダメージを減らす方法として、心にクッションを作るような考え方をお伝えできればと思っています。ぜひ最後までご覧ください。
第2章:あなたが本当に落ち込んでいる本当の原因
では、「なぜそこまで凹んでしまうのか?」という本当の原因についてお話ししていきます。
少し振り返ってみてほしいのですが、仕事でミスをしたときに注意を受ける体験は、誰しも経験がありますよね。
その中で「まあ大丈夫だった注意」と「そうじゃなかった注意」があるはずなんです。 要するに、注意されたけれど「うん、そうだな、すみません」と納得できたものと、「え?」とモヤモヤしたものの2つに分かれると思うんですね。
「はい、すみません」と思えた方は、正直そんなに落ち込まないはずです。なぜなら「そうですね、自分が悪かったな」と納得しているからです。なんなら、そこで怒り返したら「さすがに逆ギレだな」と自分でも分かっているからこそ、心がそこまで荒立ったりはしません。
問題になるのは「え?」となったときです。 「え?」となってしまったときは、要するに納得していないんですよね。
感情をパンとぶつけられたりする。例えば、上司が自分自身の抱えているストレスをぶつけてきたような怒られ方をすると、やっぱり「なんやねんこいつ」とイラッとしたりムカついたりするのが人情です。
このとき、真面目で優しい人ほど損をしてしまいます。 私のように少し底意地の悪い人間であれば「この野郎」とイラッとして終わりなのですが、真面目で優しい方は、そんな理不尽な言われ方をされても「上司から言われたことだし、正しいのかな……」と受け止めてしまいます。
つまり、「業務上の正しい指摘」と「相手の不機嫌な言い方(人格攻撃)」をごっちゃにして受け止めてしまっている状態なのです。
その結果、「ああ、私はダメな人間なんだ」「僕はダメなんだ」と激しく落ち込んでしまいます。これが引いてはメンタルの病気の原因になりますし、自信を失うことで焦り、また同じようなミスを重ねてしまう悪循環(ループ)に入ってしまうのです。このループは、どこかで絶対に止めなければいけません。
第3章:相手の怒りをかわす魔法のフレーズ
そこで、こういった嫌な言い方をしてくる相手の上手な受け流し方について、ひとつ効果的な方法をお伝えします。
その受け流すためのセリフというのが、心の中で唱える「はい、あなたが正しいです」という言葉です。これだけです。
これはどういうことかというと、相手の「嫌な言い方」はすべて無視して、言っている「内容」だけに焦点を合わせるということです。内容自体はミスに対する指摘なので、ある程度の正しさがありますよね。そこに関してだけ、正しさを認めてあげという意味です。
業務上の正しさだけを受け取るために、心の中で「はいはい、あなたが正しいです」と唱えます。
そうすると、相手に「正しさ」というポジションをそのまま譲ってあげる形になります。 こちらが何か言い返そうとすると、「お前もこんなやり方しやがって!」と反発を生んで火に油を注いでしまいますよね。ですが、心の中で「正しいです」と割り切ってしまえば、相手はそれ以上殴りかかってこられなくなります。だって、正しさを認めているわけですから。
相手の「殴りかかってくる勢い」をその場でストップさせて、自分自身はさっさと次の方向性に意識を向けます。「じゃあ次ミスしないためにはどうしようか」「次の仕事はどう進めようか」と考えて、その場から精神的に去ってしまうのです。
「はいはい、あなたが正しいですよ」と心の中で流して去ってしまえば、自分自身は前に進めますし、相手にも正しさを渡しているのでそれ以上追及してきません。そういう構造を作るわけです。
ただし、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。 この方法を使っても、受け取るストレスが軽くなるだけで「ゼロ」になるわけではありません。嫌な言い方をされた瞬間は、やはり嫌な思いをしますし、そのダメージは少しずつ蓄積していきます。
ですから「ストレスは累積している」ということは頭に置いておいてください。 その蓄積の結果として「やっぱりこの職場は嫌だな」と感じたら、会社をやめる選択肢を考えるのもひとつの手です。
ただ、何の対処もできずにガーンと落ち込んでダメージを直撃で食らったまま辞めるのと、「自分なりに対処はしてみたけれど、やっぱりこの人は無理だな」と冷静に判断して辞めるのとでは、その後の未来が大きく変わってきます。
第4章:人格と仕事を完全に切り離す
また、「ミスをしたら自分の存在すべてが否定される」と感じてしまう方に、ぜひ知っておいてほしい例え話があります。
例えば、マクドナルドでセットを頼んだのに、ポテトが入っていなかったとします。 そのときにお客さんが求めるのは、「すみません、ポテトが入っていないのでいただけますか?」ということだけですよね。
そして店員としてやるべきことは、「申し訳ございませんでした」と言ってポテトを袋に入れ直す。これだけです。
ここに、「ポテトを入れ忘れた私は人間としてダメだ……」という落ち込みは必要でしょうか? 絶対にいらないですよね。
「ポテトを入れ忘れた」という客観的な「現象」に対してだけ対応すればいいわけです。
職場で怒られたときも、これとまったく同じです。「ポテトを入れ忘れた」という現象について怒られているだけなのだから、自分の人格と仕事自体は切り離して考えなければいけません。この視点は、ぜひ大切に覚えておいてください。
第5章:相手の不機嫌はスルーしていい
それでは、今回のまとめです。
ミスをしたという事実に対して、自分自身に少し負い目を感じてしまうのは自然なことです。だからこそ、指摘された内容について「相手の言い分が正しいな」と一旦受け止めること自体は、決して悪いことではありません。それ自体は真摯な姿勢として持っておいて良いと思います。
大切なのはそのあとです。 指摘の内容(正しさ)は受け取ったのですから、そこからさらにガーガーと言ってくる相手の不機嫌やトゲのある言い方は、もう相手にする必要はありません。
怒られたこと自体に意識を向け続けるのではなく、「次どうするか」という業務そのものに意識を向けていきましょう。ミスを取り返すのか、別の仕事に向かってから後で対処するのか、やるべきことに意識を切り替えるのです。
相手の不機嫌さは、あなたではなく「相手の問題」です。だから、受け取らなくていいのです。 相手がどれだけ怒鳴ろうが感情的になろうが、あなた自身の人間としての価値が下がるわけではありません。
まずは相手にその場の「業務上の正しさ」だけを渡して、自分は「次どうするか」へ素早く切り替えていく。ミスをいつまでも引きずって自分を責めないために、今回の考え方をぜひ一度取り入れてみてください。



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