職場の「いい人」をやめたら、なぜか仕事も人間関係も激変する理由

仕事のお悩み
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こんにちは!適職発見チャンネルのキタダハルキです。 今回は「職場の人間関係において、会社で良い人をやめたら、むしろ仕事がラクになった理由」というテーマでお話ししていきたいと思います。

1. 断れないと職場の中で何が起こるのか?

職場の人間関係や働き方のお悩みを聞く中で、特に多いのが「断れなくて仕事が増えてしまう」という問題です。

職場で誰かから「これお願いできる?」と言われたとき、本当はもう手一杯なのにどうしても断ることができず、気づけば自分だけ残業が増えている……そんな経験はありませんか?

あるいはもっとひどい状態になると、「自分以外の人はみんな定時で帰ったりゆとりがありそうに見えるのに、なぜか自分だけが常に忙しい」という形になってしまうこともあります。

誰にでも良い顔をしてしまう状態は、一般的に「八方美人」などと言われたりもしますが、この状態が続くと自分自身が疲弊してしまうだけではありません。実は、周囲から「都合よく使われてしまう原因」にもなってしまうのです。

会社で「良い人」をやめるだけで、人間関係も仕事も驚くほどラクになります。今回は、自分を守るための「心理的境界線の引き方」について具体的に解説していきます。

2. なぜ「良い人」でいようとすると仕事がしんどくなるのか?

では、なぜ職場で良い人でい続けようとすると、ここまで仕事がしんどくなってしまうのでしょうか。

一番の理由は、「全員に好かれようとしている」からです。これは言い換えると、「全員から嫌われたくない」と思っている状態です。実はこれが一番よくありません。

過去の動画でも「公平すぎると損をする」というお話をしましたが、全員を同じように大切にしよう、つまり平等に扱おうとすると、落とし穴にはまります。世の中には悪意のある人や、他人の時間やエネルギーを奪っていく「テイカー」と呼ばれる人が一定数存在します。全員に良い顔をするということは、そうしたテイカーにまで良い顔をしてしまうことになるのです。

そうなると、あなたの貴重な時間も精神も取られるだけ取られてしまい、何も返ってこないという状態になりがちです。

NOと言わない人は、テイカーから見ると「都合の良い人」になってしまいます。要するに、誰もやりたがらない面倒な雑務や、都合の悪いことを押し付ける「処理係」のような扱いを受けてしまうのです。

あなたが口に出して「何でもやります」と言っていなくても、断らない態度そのものが、周囲に対して「いくら仕事を振っても大丈夫ですよ」というサインとして伝わってしまいます。

もし、現状の働き方にしんどさを感じているのであれば、まずはこの「都合の良い人扱いをされてしまっていないか」という点を一度振り返ってみてください。

3. 「良い人」をやめると、なぜ仕事がラクになるのか?

「良い人をやめる」と言うと、「冷たい人や嫌な人にならなきゃいけないの?」と結びつけて考えてしまう方がいますが、それは大きな誤解です。

イメージとしては、プラス(良い人)に傾きすぎていた状態を、マイナス(悪い人)にするのではなく、フラットな「ゼロ」の状態に戻すということです。

一言で言えば、「不当に自分のことも相手のことも下げない」。これだけで十分です。

そもそも職場は、友達作りをする場所ではありません。学校生活の延長で「友達がいないと居心地が悪い」「全員と仲良くしなきゃ」と思ってしまいがちですが、仕事における人間関係はもっとドライでいいのです。今一緒に働いている人と、業務上のやり取りがスムーズにできればそれで問題ありません。無理におべっかを使ったり、全員に好かれようとして自分をすり減らす必要はないのです。

では、「相手を不当に下げない」とは具体的にどういうことかというと、次の2つができれば100点です。

・挨拶をしっかりすること ・相手を感情的に否定しないこと

これさえできていれば十分です。実際の職場では、あまり好きではない同僚からの挨拶を無視するような人も本当にいるようですが、そういった「相手を下げる行為」をしなければいいだけです。挨拶をする、聞かれた仕事のことにはちゃんと答える、という最低限のビジネスマナーさえ押さえておけば、業務上の信頼関係は十分に成り立ちます。

また、良い人をやめると仕事がラクになる具体的な理由として、「相手からの期待値をコントロールできるようになる」という点が挙げられます。

頼まれた仕事を毎回すべて引き受けていると、相手は「この人に頼めばいつでもやってくれる」と思い込み、頼み方を工夫しなくなります。

あなたが誰かに仕事を頼むときのことを想像してみてください。「この人は今忙しそうだから、ちゃんと理由を伝えて工夫して頼まなきゃな」と思う相手と、「何も言わずにポイッと振ってもやってくれる人」がいたら、どうしても後者に頼みやすくなってしまいますよね。相手に悪意や嫌がらせの気持ちがなくても、自然と仕事が偏ってしまうのです。

毎回何でも引き受けるのをやめ、「今は自分の仕事があるので、すぐには対応できません」と健全な境界線を示すことで、相手も「この人に頼むときはちゃんと理由を考えよう」という意識になります。これだけで、理不尽に仕事が降ってくる状況を防ぐことができるのです。

余計な仕事に追われなくなれば、自分にしかできない本質的な仕事に集中できるようになり、結果として仕事の成果も上がり、職場での評価も高まるという好循環が生まれます。

4. 脱・良い人のための簡単2ステップ

長年「良い人」として過ごしてきた場合、急に態度を変えるのは難しいと感じるかもしれません。そこで、明日から実践できる簡単な2つのステップをご紹介します。

ステップ1:挨拶と事務連絡は100点、それ以外は定時退社

先ほどもお伝えした通り、挨拶と必要な事務連絡だけはしっかりと100点でこなしてください。ここさえクリアしていれば、周囲とのトラブルが起きることはまずありません。

そして、自分が今日絶対に終わらせるべき仕事が片付いたら、周りに遠慮することなく定時で退社してしまいましょう。そのパターンを自分の中で作ってしまって全く問題ありません。

ステップ2:「肯定的な断り方」をテンプレート化する

仕事を断るときは、「肯定的な断り方」の型を持っておくのがおすすめです。

例えば、「その仕事をお手伝いしたい気持ちはあるのですが、現在〇〇の案件で手一杯になっておりまして、今受けてしまうとクオリティを保証することができません。そのため、誠に恐れ入りますが今回は難しいです」といった形です。

このように「やりたい気持ち(肯定的要素)」を見せつつ、「現在の状況(ロジカルな理由)」を盾にして断れば、相手も感情的に怒り出すことはできません。

もし、これだけ丁寧かつ正当な理由で断っているにもかかわらず、無理やり仕事を押し付けてこようとする職場なのであれば、それは環境自体に問題があります。話が通じない職場からは、退職や転職を視野に入れて離れることを考えても良いレベルです。

5. 自分の仕事と人生の主導権を握ろう

今日のまとめです。良い人をやめるというのは、冷酷な人間になることではありません。「過剰にやりすぎるのをやめよう」ということです。

私たちの人生は仕事だけではありません。仕事の中でエネルギーを300%も400%も使い果たしてしまったら、プライベートの生活や心身の健康が成り立たなくなってしまいます。仕事以上に大切にしたい人や、守りたいプライベートの時間があるはずです。

そして、あなたの人生や時間を守ってくれるのは、会社ではなくあなた自身しかいません。だからこそ、自分自身でしっかりと「心理的境界線」を引く意識を持ってほしいと思います。

もし今、「仕事がしんどいな」と感じているのであれば、まずは仕事を過剰に引き受けすぎていないかチェックしてみてください。そして、自分の抱える仕事量をコントロールするために「上手に断る技術」を身につけていきましょう。これらを意識するだけで、これからの仕事は間違いなくもっとラクになります。ぜひ一度、考えてみてくださいね。

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