こんにちは。適職発見チャンネルのキタダハルキです。
それでは今日の内容に入っていきたいと思います。今回は比較の問題ですね。 パターンA:人間関係は最悪だけど業務内容は好き パターンB:業務内容は普通(または嫌い)だけど人はめちゃくちゃいい
どちらがより病みやすいのか、どちらを選ぶべきなのか、そういうところの比較の話をしていきたいと思います。
第1章:2つの病みやすい職場
まず、私の話からしますと、私の場合は一応今までお話ししてきたことからすると少し意外な面もあるかもしれないんですけど、昔はパターンA寄りのグループに属していました。
「業務内容は好き」というところが今までの動画と少し違う観点になると思うので、補足としてお話ししておきます。業務内容には、一応私の中でも適性がある部分もあったんですよ。商品を提案するのとかは楽しかったですし、明らかに適性がありそうな部署のところもありました。
なおかつ、向いていない力仕事や手先の仕事に関しては、「絶対にやらなければいけないのは2年くらい」というキャリアプランが一応あったんですね。それを踏まえると、ぶっちゃけ人間関係がそれなりであれば、乗り切れていたのかもしれないなというふうに感じる部分があります。そのため、今回私自身はパターンAに属していた、というふうに定義しています。
第2章:人が理由で辞めるリスク
ではまず、パターンAの分析からお話ししていきます。こちらは私の経験もあるのですが、短期的なストレスで言うと本当に最大級です。
私の場合は、嫌いな上司と一緒に回った結果、抑うつ症を発症してしまって辞めるという形になりました。やっぱり私の場合は病気としてはっきり出てしまったので、このパターンAの形で「もう辞める」という決断に至りました。
ただ一方で、仕事内容という面で見た時に「それなりに仕事は好き」という状態だった場合(今お話しした私の過去の状態よりも、もう少しいい状態ですね。今やっている仕事にそれなりにやりがいが生み出せている状態)、人がちょっと嫌だなというだけで辞めるのは、もったいない可能性があるかなというふうに感じています。
というのも、仕事が好きというある程度の条件があれば、スキルは身につくんです。好きな分だけ視野が広がったり、あるいは視野が深くなったり、どちらかは必ずあると思うので、そのどちらかで重宝されるような人材になれる可能性があります。
あとは、あんまり好ましくない上司などがいる場合でも、その人がどこかへ行く可能性もあります。あまりにも対立などが明確になってしまった場合は、異動などでどうにかなるケースもあると思うので、キャリアの強みを維持するということが、仕事が特定数好きであれば可能なんですよね。なので、私自身ももし仕事が向いているような状況であれば、前の会社に居続けられる選択肢もあったかな、というのが結論になります。
第3章:いい人のいる職場の罠
その一方で、じゃあパターンBの「仕事は大嫌い(あるいは普通)でも人はいいんだな」というケースの場合。こちらはなかなか、実は意外と、長期的に見ると難しいという結論がありまして、私自身もこのタイプの人のカウンセリングをしたときには「辞めたほうがいいかな」というふうにお答えしたことがあります。
やっぱりなぜこれが危ないというか、長期的に見たらどうなんだというふうに思うかというと、「いい人たちに申し訳ないな」という形で、自分のキャリアを犠牲にする可能性が出てくるんですよね。
一応、決定的な破滅、大爆発は起きにくいです。これは人柄などで勝負できるという良さはあるんですけど、やっぱりやりがいがない仕事についている時に、カウンセリングなどで伺う話からすると「なんかこんなことしてていいんかな」という気持ちがずっと湧いてくる、という話をすごくよく聞くんですよ。
なおかつ、「人はいいけれど仕事は嫌い」みたいな職場に結構ありがちな特徴として、ちょっと法的にグレーなことをしているのを、みんながなぁなぁにして許しちゃっている、みたいなパターンがあるんですね。これも結構、キャリア形成を考えた時に「あれ?」ということが起きやすいんですよね。
要するに、市場価値が上がりにくいんですよ。その仕事が好きじゃないという状態をキープしていると、どうしても仕事に対して前向きになりにくいんですよね。反対に、前向きになると周囲から煙たがられたりとかするので、そのあたりも結構厄介なんです。
あとは、何年か経った時に「それなりにいい人たちには恵まれているけれど、自分は結局何ができるんや」という話に立ち返った時、「あ、この後結局どうしたらいいん?例えばもしこの自分の会社に何かあったら、自分には何ができるか?」という話になってきちゃうというのがやっぱりあるので、これは一度向き合ってほしいと思うところですね。
第4章:その財産は、流動的か固定的か?
ですので結論としましては、今回の場合はパターンB、つまり「人はいいけれど仕事はあんま好きじゃない」というパターンの場合、こちらは長期的に見たら「辞めたほうがいい」となる可能性が高いと思っています。
その判断基準を改めてお話ししますと、まず「人」については流動的です。良くも悪くもなのですが、いい先輩がいるとか、嫌な先輩がいるとか、あるいは後輩に対して思うところがあったとしても、いなくなる可能性があるんですよ。そうなった時に、じゃあ自分に何が残りますかとなったら、ちょっと違うんじゃないかっていうのは正直なところですよね。
一方で、仕事自体で積み上げるもの、自分自身に積み上がる財産みたいなものは「固定的」なんですよ。結局、人が変わったからといって取られたりするようなものではない。
それを考えた時に、変わり得るもの、変えられるものである「人間関係や環境」のために、自分自身が積み上げてさえいれば取られたりしないもの(つまりキャリアや時間)を犠牲にするような状態、なくなってしまうかもしれない人たちのために投げ打ってしまうのはどうなのかな、ということになります。
ただし、これらは補足なのですが、先ほどお話ししたパターンAで、過去の私のように体を壊している、人が悪いせいで体を壊しているとか、そういう場合は一目散に、もう逃げ出すぐらいの形でいてほしいですけどね。
第5章:後悔しないキャリアの選び方
では、まとめの方に入っていくんですけども、「人間関係と業務内容、どちらを優先してキャリアを選べば後悔しないか」という問いについての答えは、「自分の市場価値とコントロール権」ですね。自分自身の人生を思ったように動かしていける方、つまり仕事・スキルを選ぶことになります。
今日からできることとしましては、まずパターンAの状態に今属している方。こちらに関しては、上司、あるいは好きじゃない人から、できる限りの物理的・心理的な距離を取ろうとする、まずこのアクションを取ってほしいですね。
あとは、望めばできるのであれば異動をお願いしたり、あるいは転職の準備を始めるということ。こちらも、仕事がある程度好きなのであれば、他社に行ってもなんとかなるはずなので、それを考えてやっていただければと思います。
続いてパターンBの、「仕事は好きじゃないけれど、まあいい人たちだから」という理由で残ってしまっているという人。こちらに関しては、やっぱり「いい人たちだから」というフィルターを1回外してみて、1年後とか、まあもっと短く半年後ですね、半年後くらいに自分自身がどうなってたら、キャリアとして自分が望んだような形になっているかなというのを1回考えてみてほしいですね。
その結果、仮に「いい人たちと仕事していればもう仕事内容はなんでもええわ」と思っているのであれば、辞めないでそのままおる、という決断ももちろんありです。
そういう風に、まず1回棚卸しをして考えてみるというのは大事で、考えた結果「あれ、何かおかしくない?」というふうに少しでも思うのであれば、次のキャリアへの道を考えてみるとか、そういう風にしていけば後悔が少ないキャリア形成ができると思いますので、ぜひ一度考えていただければと思います。



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