挫折は無駄じゃない。今の自分には難しかったと認めて、次へ進む勇気。

心理学的・お金の勉強
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こんにちは。心理カウンセラーのキタダハルキです。「適職発見チャンネル」を更新しました。

今日のテーマは「お金をかけたけれど、正直うまくいっていない」「でも、後にも引けない」という呪縛を解く方法についてお話しします。

第1章:20万円の自己投資を「一旦」諦めた理由

私の場合、会社員を辞めてからネットで勉強を始めるようになりました。コーチングや自己啓発など、いろいろな学びにお金を使ってきましたが、実は「失敗寄り」になった経験もあります。

それが、20万円ほどかけて購入した「ネット技術を学ぶための教材」でした。

当時のその教材のキャッチコピーは「技術を学んで安定した収入を手に入れよう」というもの。当時は「一攫千金」を謳うものが多い中、「安定」という切り口は珍しく、なけなしの20万円を投じて挑戦することにしたんです。

決して詐欺教材ではありませんでした。ただ、私にとっては単純に「難しすぎた」のです。

最初は順調だった課題も、FFFTPなどの専門的な技術が必要になる段階で、完全についていけなくなりました。当時の私はパソコン音痴。提出期限に間に合わず、そのままフェイドアウトするように脱落してしまいました。

「これぐらいできないと一生食っていけないのではないか」という挫折感もありましたが、同時に並行して書いていたブログの方が明らかに反応が良かった。そこで「無理して頑張り続けるのは違うのではないか」という思いと、20万円の元を取りたいという思いの間で激しくせめぎ合うことになったのです。

第2章:無駄を「財産」に変える視点

最終的に私はその教材を諦めたわけですが、ではその20万円がドブに捨てられたのかと言えば、そうではありません。

受講していた1か月半の間、自分ができる範囲の課題はすべてやり遂げました。実は、ネットで起業する際に多くの人がつまずくのは「コンスタントに活動できない」という点です。会社のような強制力がない中で、自分を管理してペースを保つのは非常に難しい。

私はその教材を通じて「決められた課題をきちんと提出する」「自分の限界が来るまではやり切る」という、自分を管理する習慣を身につけることができました。結果として収入には直結しませんでしたが、独立してやっていくための「基礎体力」を得られたことは、20万円以上の価値があったと感じています。

第3章:「できること」は、やり抜く

ここで大切にしてほしいのが「できることは、きちんとやる」というリズムです。

一番避けるべきなのは「できるのに、やっていない」という状態です。できることをすべてやり切った結果、「やっぱり自分には難しい」と判断して辞めるのは、立派な戦略的撤退です。これは「適職」を見つける際にも通じる考え方です。

いわゆる「サボり癖」がついてしまうのは、できることを放棄しているからです。できないことを無理にやれと言っているわけではありません。まずはできることを淡々と続けてみること。

目的(私の場合は継続収入)は達成できなくても、そこに至るプロセスで得られた「習慣」や「基礎体力」という財産にフォーカスすれば、投資は失敗ではなく成功体験へと転化できるのです。

第4章:あえて「投資」する生存戦略

補足として、能力を上げるために「あえて投資する」という考え方についても触れておきます。

私は以前楽器をやっていましたが、先輩から「安い初心者セットではなく、せめて5万円前後のものを買え」と口を酸っぱくして言われました。

理由は明確で、安すぎる楽器は質が悪く、初心者が弾くには逆に難しすぎることがあるからです。弾きにくい道具で苦労するのは無駄な努力です。

あえてそれなりのお金を投資して、「後に引けない環境」を作ると同時に「質の良い道具」を手に入れる。そうすることで上達のスピードが上がり、結果的に「走る原動力」になります。馬鹿高いものである必要はありませんが、自分を律するための投資は生存戦略として有効です。

第5章:恨みに変わる前に「撤退」する

まとめます。

お金をかけて上手くいっていないと感じたとき、まずは「今、自分にできること」をすべてやり切ってください。その上で「やっぱり無理だ」と直感したのであれば、潔く撤退(損切り)することが重要です。

損切りが遅れると、その対象がだんだん「恨み」に変わっていきます。「こんなにやったのに、ちっともうまくいかないじゃないか」と。

「難しい」と感じたものを手放すのは、精神衛生上とても良いことです。できることを積み重ねて得た経験値は、必ずあなたの財産になります。損失感に捉われすぎず、得られたものに目を向けて次へ進んでいきましょう。

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